日本産魚類検索 全種の同定 第三版が出版されてから、1か月ちょっとが経ちました。
『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』が出版されました | 東海大学ニュース | ニュース | 東海大学:
http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=news&id=6079
さまざまなところで話題になっているようです。
・・・ようですなどという言い方をしているのは、僕は買っていないからなんですね。(笑)
全種の同定というくらいですから、中身の濃いすごい書籍ですが、僕が持っていてどうなるのかな?という気がします。
どうせハゼ(それも一部のハゼ)しか見ないんだろ・・・と思われたアナタ、正解だと思います。(笑)
お値段のほうもなかなか、おいそれと手が出る値段ではありません。
豪華3冊セットで36000円くらいですか、もし1冊ごと10000円くらいならハゼの章だけ購入もありなんですが・・・
なにぶん読んでいないので、この話題からは一線を引いて離れておりました。
ちょっとだけ記事を書く気になったのは、もっとも身近な魚であるヨシノボリについて、かなり影響があるようだからです。
そのことを直接はネットで知りました。
日本産魚類検索第三版以後の“トウヨシノボリ”の扱い: なんてったって,さかなのおうさまは,みなみのうみの100まんびきダボハゼさ:
http://gokudon.cocolog-nifty.com/review/2013/03/post-1a79.html
いままで、トウヨシノボリと呼んでいた魚の名前が地域ごとに3つに分かれ別名となる。
さらにこの3種以外は今後研究が必要という事で掲載していない。
僕が住んでいる神奈川県の旧トウヨシノボリはクロダハゼに相当すると思われる。
こんな感じですかね。
今後、議論され検討されていく事かと思います。
で、個人的に気になるのは、ではそもそも「名前」とは何か?です。
もし、「名前」というものが存在しなかったら、日常でも不自由な事が多い事は想像がつきます。
最近のお子さん(人間ですよ)の「名前」は、呼び方が解らないお名前が多かったりします。
もちろん、子供に「名前」をつけるのは親御さんの最大の権利のひとつですし、親の想いのこもったお名前をつければ良いのですが・・・
学校の先生にさえ、正しく読んでいただけない名前っていかがなものでしょうか?くらいには思っています。
「名前」はひとつとは限りません。
標準語に対して地方名もあるでしょうし、本名に対して芸名もあります。
何が広く使われているのかはケースバイケースでしょうね。
まぁ、一般的な「名前」についての話になりましたが、標準和名や学名にはまた別な難しい事もあるかと思います。
ややこしいのは、魚類検索で提唱された名前が、正式・公的・オフィシャルかというと、必ずしもそうでも無いようなのです。
また、日常的慣習的に、魚屋のオジさんが、○○○と呼んでいる魚が、魚類検索では△△○○○と書かれています。
魚屋さんに訂正しろという人はおそらく居ないでしょう。(人から聞いた話をアレンジしてみました)
当面の話として、僕は魚類検索には特にこだわらず、これまでの慣習でいこうかと思っています。
自分自身としては、これで済んでしまうのですが、問題はコミュニケーション、人と会話するときです。
世界1高い山というと、多くの人はエベレストと答えると思いますが、チョモランマと答える人もいると思います。
僕は、現時点でどちらがより標準なのかは知りません。
仮定の話として、もしエベレストは知っているがチョモランマは知らない人と、チョモランマは知っているがエベレストは知らない人が会話したとして、双方が相手の呼び方を否定したら話がかみ合わない訳です。
つまり、トウヨシで会話できる相手であればトウヨシで問題ないし、相手がクロダハゼというならそれでも良い訳です。
クロダハゼを知らないと不勉強とされる場では、あえてトウヨシとは言いません。
日常会話レベルでそれはクロダハゼだろう・・・と突っ込むような方には、「そうですね・・・」「そうですね・・・」と言いながら席を立つ。
という必殺の対応法を披露させていたきます。(笑)
前提として、個人的にはこだわらないと言いつつも、魚類検索の内容を「知っておく」必要はあるという事です。
そうでないと、いろいろな立場・ご意見の方相手にコミュニケーションが取れないからです。
そして、状況をちゃんと見定めておく事が問われそうだと感じています。
状況に応じて臨機応変に対応するのが、現実的なのかな・・・と思います。
この問題の解決、あるいは、学術的な発展にお役に立てることがあればお手伝いしたいところですが・・・・
現実的にはそうもいきませんので、様子を見ているしかないのですけどね。
なかなか微力な者にございます。(笑)
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http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=news&id=6079
さまざまなところで話題になっているようです。
・・・ようですなどという言い方をしているのは、僕は買っていないからなんですね。(笑)
全種の同定というくらいですから、中身の濃いすごい書籍ですが、僕が持っていてどうなるのかな?という気がします。
どうせハゼ(それも一部のハゼ)しか見ないんだろ・・・と思われたアナタ、正解だと思います。(笑)
お値段のほうもなかなか、おいそれと手が出る値段ではありません。
豪華3冊セットで36000円くらいですか、もし1冊ごと10000円くらいならハゼの章だけ購入もありなんですが・・・
なにぶん読んでいないので、この話題からは一線を引いて離れておりました。
ちょっとだけ記事を書く気になったのは、もっとも身近な魚であるヨシノボリについて、かなり影響があるようだからです。
そのことを直接はネットで知りました。
日本産魚類検索第三版以後の“トウヨシノボリ”の扱い: なんてったって,さかなのおうさまは,みなみのうみの100まんびきダボハゼさ:
http://gokudon.cocolog-nifty.com/review/2013/03/post-1a79.html
いままで、トウヨシノボリと呼んでいた魚の名前が地域ごとに3つに分かれ別名となる。
さらにこの3種以外は今後研究が必要という事で掲載していない。
僕が住んでいる神奈川県の旧トウヨシノボリはクロダハゼに相当すると思われる。
こんな感じですかね。
今後、議論され検討されていく事かと思います。
で、個人的に気になるのは、ではそもそも「名前」とは何か?です。
もし、「名前」というものが存在しなかったら、日常でも不自由な事が多い事は想像がつきます。
最近のお子さん(人間ですよ)の「名前」は、呼び方が解らないお名前が多かったりします。
もちろん、子供に「名前」をつけるのは親御さんの最大の権利のひとつですし、親の想いのこもったお名前をつければ良いのですが・・・
学校の先生にさえ、正しく読んでいただけない名前っていかがなものでしょうか?くらいには思っています。
「名前」はひとつとは限りません。
標準語に対して地方名もあるでしょうし、本名に対して芸名もあります。
何が広く使われているのかはケースバイケースでしょうね。
まぁ、一般的な「名前」についての話になりましたが、標準和名や学名にはまた別な難しい事もあるかと思います。
ややこしいのは、魚類検索で提唱された名前が、正式・公的・オフィシャルかというと、必ずしもそうでも無いようなのです。
また、日常的慣習的に、魚屋のオジさんが、○○○と呼んでいる魚が、魚類検索では△△○○○と書かれています。
魚屋さんに訂正しろという人はおそらく居ないでしょう。(人から聞いた話をアレンジしてみました)
当面の話として、僕は魚類検索には特にこだわらず、これまでの慣習でいこうかと思っています。
自分自身としては、これで済んでしまうのですが、問題はコミュニケーション、人と会話するときです。
世界1高い山というと、多くの人はエベレストと答えると思いますが、チョモランマと答える人もいると思います。
僕は、現時点でどちらがより標準なのかは知りません。
仮定の話として、もしエベレストは知っているがチョモランマは知らない人と、チョモランマは知っているがエベレストは知らない人が会話したとして、双方が相手の呼び方を否定したら話がかみ合わない訳です。
つまり、トウヨシで会話できる相手であればトウヨシで問題ないし、相手がクロダハゼというならそれでも良い訳です。
クロダハゼを知らないと不勉強とされる場では、あえてトウヨシとは言いません。
日常会話レベルでそれはクロダハゼだろう・・・と突っ込むような方には、「そうですね・・・」「そうですね・・・」と言いながら席を立つ。
という必殺の対応法を披露させていたきます。(笑)
前提として、個人的にはこだわらないと言いつつも、魚類検索の内容を「知っておく」必要はあるという事です。
そうでないと、いろいろな立場・ご意見の方相手にコミュニケーションが取れないからです。
そして、状況をちゃんと見定めておく事が問われそうだと感じています。
状況に応じて臨機応変に対応するのが、現実的なのかな・・・と思います。
この問題の解決、あるいは、学術的な発展にお役に立てることがあればお手伝いしたいところですが・・・・
現実的にはそうもいきませんので、様子を見ているしかないのですけどね。
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