風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

利欲から離欲

2020年03月07日 08時31分36秒 | 随想

昭和19年生まれの75才の老人は申年である。地元紙の松風庵主の見立てによる本日7日・友引の運勢は、申年…欲あれば信念も歪める。離欲して開運。

欲は経済一辺倒の安倍政権では金銭欲、利益を得ようとする欲望の「利欲」と思い込んでいたから、「離欲」は誤字だろうと一瞬思ったのである。

冷静に文章を読むと「欲を離れる」の意味で正解。

コビッド-19で政界は自宅待機を推奨するが、退屈の極み、マスクで防御してパチンコに興じる。3千円が消えて無くなり怒り心頭に発する。

プロ野球を観戦し入場料3千円を支払っても損をした感情は芽生えず、心豊かになる。

違いは何かと言えば、ギャンブルは金儲けが主目的だから投資金額以上の利益が出ないと物欲を満足できず、心が荒むが、野球観戦は贔屓チームが勝利すれば大満足、心豊かになるのである。

東京五輪も金メダル獲得が目的なら心が荒むが、文化の違う異民族が和して同ぜず、懸命に勝利に向かって戦う姿に感動するなら、銀メダルでも銅メダルでも良い、血税を浪費しても無駄ではないのだろう。


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