風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

徳川の平和

2020年03月26日 09時55分44秒 | 随想

ミンナニハゲトヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ

防衛大臣はカタカナを止めて日本語で語るのが専守防衛であると述べるが御意、宮沢賢治は日本語をカタカナ表記したのであるから許される。

中国湖北省武漢で発生した新型肺炎で自宅待機を当局は指導するが、町医者は健康保持の為に散歩が自衛手段と述べる。

認知症で運転不安のある孤独な老人の知恵は公共交通手段を利用する事なく、徒歩で岡崎城まで往復するのである。

最近導入した携帯電話に内蔵する万歩計では九千歩になった。

徒歩なら様々な情報が目に入る。

「パクストクガワーナ 始まりの里岡崎」こんな表示のある病原菌で開催が不透明な岡崎公園桜祭りの行燈を見つけた。

好奇心は童心に帰る妙薬である。

「パクス」とはギリシャ神話の平和を司る女神で、ローマの平和と繁栄を「パクスロマーナ」と称えた学者の言葉に由来する。

日本語にすると「徳川の平和 始まりの里岡崎」で老人には分かり易い。

戦後欧米の文化に毒された教育は日本語を卑下し、欧米の言語を礼賛する風潮が蔓延し、日本語を正しく話す人間は国賊扱いされる。

従って格差社会を醸成し、お友達優遇政治の安倍政権は「パクスアベーナ」の言葉は該当せず「アベノミックス」なる経済一辺倒の言葉を使用するのだろう。


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