風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

事実は小説より奇なり 718号

2009年10月28日 07時47分06秒 | 随想
利根川の支流吾妻川の八ッ場ダムの是非論が喧しい。日本にダムの無い水系があるだろうか?

三大清流の長良川は残念、河口堰ができた。柿田川は1.2kmでダムの有用価値論に外れ、しかも狩野川水系の傍流である。

四万十川は予土線の家地川駅に唯一のダムが有り、山中のトンネルで黒潮町の発電所に導かれ、水系の違う伊与木川へ放流される。上流の窪川町の汚水が除かれ、結果として清流となるのはダムの功徳である。

湿原を流れる辺境の釧路川にさえ岩保木水門があり、新川が釧路の町を水害から守っている。

ダムが罪悪でなく、国税を無駄にする罪が非難される。

自民党の竹下さんの故郷の高津川が唯一ダムの無い水系で、意外や意外、事実は小説より奇なり。

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