東京五輪は無観客開催が決まったが、展示物はなく、会場に置かれているのはケースだけ――。大阪市天王寺区の市立美術館で、一風変わった企画展が開かれる。国の登録有形文化財にも登録された建物の展示室に、空のケースが計17個並ぶ。6月22日から8月15日まで。一般300円、高校大学生200円。
モノで栄えて心が荒んでいる日本では奇妙な催事が関心を呼ぶ様だ。
モンゴル力士が大活躍する大相撲、伝統の相撲美を温存しているのは、行司・呼出・親方衆で、満身創痍の力士の醜い格闘技に堕落した。
力士は脇役に徹し、歌舞伎の様に筋書きに従い演技すればよいだろう。
番付は、体の大きさ、怪我の無い肉体美の美しさを優先して決め、一番毎に決まり手八十二手を披露し、相手を変えて15日続け、筋書き通りに優勝者を決めればよいだろう。
大相撲は観光資源の無形文化財として文化庁が保護し、その企画演出はNHKに丸投げが良いだろう。
老人は妄想の虜と成り、空論を述べるのは認知症なのだろう。