こんなブルースもある

一人娘を学校事故でなくし、妻は難病。
泣いたり、怒ったり、悩んだり。
自分なりに、誠実に、忙しい心を綴りたい。

いつも一緒だよ!

2012-01-25 22:07:48 | 娘の事
ご訪問いただき、感謝です。
そこにオルドと申します。


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娘を亡くしてしまってから、希望や生きがいを見失いましたが、

多くの方々から、心からの寄り添いを頂いているおかげで、

少しずつ、涙をコントロール出来るようになりました。

そんな日常の心の動きを率直につづっています。

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京都の十松屋の扇です。

私達から子供能楽教室の方へ贈った能の扇です。

久しぶりに、娘がお能を習っていた頃からのお付き合いの方から、手紙をもらいました。

大変心がこもった手紙で、励まされました。

娘と同期の一期生は、名古屋や豊橋で舞うまでに上手くなった事が書かれていました。

娘は小学4年の頃から毎週土曜日に能楽堂に通っていました。

5年生の夏、薪能に出で、野村萬斎さんと同じ舞台に立ちました。

お能に夢中という訳ではありませんでしたが、

「春がすみ~」と大皮のイメージで段ボールを叩きながら
家で練習していたことを思い出します。

手紙には、

「花菜ちゃんと一緒にいると思いながら、いつも舞っている。」

「花菜ちゃんのおかげでだいぶうまくなりました。」とありました。

涙がどっと溢れてきました。

娘はみんなの中に生きている。

みんなは娘と一緒に成長している。

私達はみんなに支えられている。

だから前を見て、前に進んで、娘に笑われないようにと思いました。


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