ご訪問いただき、感謝です。
そこに♪オルドと申します。
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事故以来、
希望や生きがいを見失いましたが、
多くの方々から、心からの寄り添いを頂いているおかげで、
少しずつ、涙をコントロール出来るようになりました。
そんな日常の心の動きを率直につづっています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
花菜(娘)の事が思い出されます。
*
*
娘の手を取って、幼稚園まで歩いて行きました。
まだ4歳の頃です。
しっかりと路面を見ながら、一歩一歩幼稚園に向かう娘がいました。
柔らかく温かい小さな手の感触を覚えています。
幼稚園のバックと水筒をクロスに掛け、私はお道具箱と上靴を持ってあげ、
手をつないで、淡々と10分ぐらいの道のりを二人で歩きました。
「花菜、ミミズがつぶれている」
「・・・」
娘は緊張しているのか、まだ慣れない幼稚園の事でいっぱいなのか、
つぶれたミミズなど興味なさそうに、ちょっと避けて、またしっかり路面を見ながら、
一歩一歩幼稚園に向かっていました。
時々、夕方迎えにも行きました。
いつもほのかちゃんと一緒に座っていました。
特におしゃべりしていた様子もなく、
ただじっと親の迎えを待っていたことが多かったように思います。
迎えに来た私に気づいて、ちょっと安心した顔になって、
先生にさよならを言って、また二人で返りました。
*
*
娘がいる。 それが生活のすべてでした。
中学生になった娘は、
いつものように学校に行って、先生の言うとおりにして、亡くなってしまいました。
何があったかなんて、辛すぎる現実に冷静に向き合えるでしょうか。
ただもう一度、あの柔らかく温かい小さな手を握りたい。
読んでいただき、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
↓クリックいただくと、とっても励みになります。
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事故以来、
希望や生きがいを見失いましたが、
多くの方々から、心からの寄り添いを頂いているおかげで、
少しずつ、涙をコントロール出来るようになりました。
そんな日常の心の動きを率直につづっています。
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花菜(娘)の事が思い出されます。
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娘の手を取って、幼稚園まで歩いて行きました。
まだ4歳の頃です。
しっかりと路面を見ながら、一歩一歩幼稚園に向かう娘がいました。
柔らかく温かい小さな手の感触を覚えています。
幼稚園のバックと水筒をクロスに掛け、私はお道具箱と上靴を持ってあげ、
手をつないで、淡々と10分ぐらいの道のりを二人で歩きました。
「花菜、ミミズがつぶれている」
「・・・」
娘は緊張しているのか、まだ慣れない幼稚園の事でいっぱいなのか、
つぶれたミミズなど興味なさそうに、ちょっと避けて、またしっかり路面を見ながら、
一歩一歩幼稚園に向かっていました。
時々、夕方迎えにも行きました。
いつもほのかちゃんと一緒に座っていました。
特におしゃべりしていた様子もなく、
ただじっと親の迎えを待っていたことが多かったように思います。
迎えに来た私に気づいて、ちょっと安心した顔になって、
先生にさよならを言って、また二人で返りました。
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娘がいる。 それが生活のすべてでした。
中学生になった娘は、
いつものように学校に行って、先生の言うとおりにして、亡くなってしまいました。
何があったかなんて、辛すぎる現実に冷静に向き合えるでしょうか。
ただもう一度、あの柔らかく温かい小さな手を握りたい。
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