松本・波田昆虫日記

松本市・波田周辺で見かけた昆虫について紹介します。

波田町 自宅の庭にいたシャクガの幼虫

2008年09月19日 | Weblog
今日の朝、庭を見廻っていると玄関近くのバラの茎にシャクガの仲間の幼虫がいた。大きさは4センチくらいと結構大きかった。バラの茎に擬態しているつもりかも知れないが、明らかに茎と色(太さも…)が違うので人間の目から見るとすぐに分かってしまう。

シャクガの仲間(幼虫)

波田町 自宅の近くで見かけたベッコウシリアゲ

2008年09月18日 | Weblog
今日は雨が降ったりやんだりと不安定な天気だったので、昆虫はほとんど見られなかった。家の近くを歩いていると、ベッコウシリアゲがいた。ごく普通に見られる虫なので普段なら注目するほどのことはないが、今日は本当にこの虫ぐらいしか写真に撮っていない。

ベッコウシリアゲ


少し前までは大学(松本市旭)で、いろんなセミが盛んに鳴いているのが聞こえたが、今日行ったらほとんど鳴いていなかった(死骸はたくさん落ちているが)。今日聞いたのは1匹のチッチゼミの鳴き声だけだった。

波田町 自宅の近くで見かけたホソミオツネントンボ

2008年09月17日 | Weblog
自転車で家を出ると、家のすぐ近くにある茂みにホソミオツネントンボがいた。ただのオツネントンボも何匹かいた。オツネンとホソミオツネンが一緒にいるとなかなか見分けがつかない。ホソミオツネンが越冬して青くなっていればすぐわかるが… ちなみに今夏は青いホソミオツネンを1匹も見ていない。

ホソミオツネントンボ

松本市 蟻ヶ崎周辺にいたシモフリスズメ

2008年09月15日 | Weblog
今日は松本のほうに用事があったので、そのついでに蟻ヶ崎周辺で昆虫を探した。ずっと曇っていたので昆虫はあまり見られなくて残念だった。そんな中いたのがこのシモフリスズメ。僕が触っても全く動かずじっとしていた。日が当たらないので体温が上がらず飛べないのだろうか。触ってみて気がついたのだが、シモフリスズメの胸の部分はとても厚い毛でおおわれている。毛の長さは3㎜くらいありそうだ。

シモフリスズメ


昆虫とは関係ないが、たまに行っている沢に行ってみると、子持ちのサワガニがたくさんいた。おなかのところに大きさ5ミリくらいの子ガニを抱えていた。今は子育て?の季節らしい。

波田町 梓川の堤防周辺で見かけた昆虫

2008年09月14日 | Weblog
今日、波田町の梓川の堤防周辺で見かけた昆虫です。


ヒメアカタテハ。今日はヒメアカタテハがたくさん飛んでいるのが見られた。堤防の上の砂利がお気に入りのようで、日向ぼっこをしていた。

ヒメアカタテハ


草むらを歩いていると、なにかとても長いものが飛んで行った。よく見てみると、長いアブが2匹つながって飛んでいるところだった。2匹で何かから逃げるようにせわしなく飛んでいた。アブの名前は僕は知らないが、実に面白い形をしている。

アブの仲間

波田町 自宅近くのクヌギにいたオオスズメバチ

2008年09月13日 | Weblog
自宅の近くのクヌギの木を見に行くと、オオスズメバチが3匹くらいいた。写真は2匹が口移し?をしているところ。スズメバチを撮影するときは結構神経をつかう。もし襲ってきても大丈夫なように常に逃げる準備をしているが、以前頭に止まられた時はさすがに冷や汗が出た。

オオスズメバチの口移し?

波田町 梓川周辺の林で見かけた昆虫(続き)

2008年09月12日 | Weblog
昨日の記事の続きで、9月11日に波田町の梓川周辺の林で見かけた昆虫です。

キチョウの交尾。キチョウは小さな水たまりに集団で集まっているのがよく見られる。気がつかないで近づくと一斉に飛び立つので驚かされる。

キチョウの交尾


ノコギリクワガタのメス。昨日掲載したコクワガタのオスのすぐ近くにいた。樹液を吸うわけでもなく木のまわりを歩き回っていた。

ノコギリクワガタ♀

波田町 梓川周辺で見かけた昆虫

2008年09月11日 | Weblog
今日、波田町の梓川周辺で見かけた昆虫です。


オオルリボシヤンマのメス。池にひときわ大きいトンボが飛んでいたので、よく見てみるとオオルリボシヤンマのメスだった。しばらくすると植物に止まって産卵を始めた。近くで見たかったが池の真ん中らへんにいて近づけなくて残念だった。池の上空では2匹のオオルリボシヤンマのオスが縄張り争いをしていた。

オオルリボシヤンマ♀


オオルリボシヤンマの産卵


コクワガタのオス。いつも見に行っている柳の木にいた。この柳の木を見に行くと必ずなにかいる、ありがたい柳の木である。

コクワガタ♂

波田町 梓川周辺で見かけた昆虫(続き)

2008年09月09日 | Weblog
昨日の記事の続きで、9月8日に梓川周辺で見かけた昆虫です。

ウラギンシジミ。今日は珍しくウラギンシジミがいた。しかも3匹くらいでまとまっていた。このチョウを見るのは、8月の初めに波田町の島々の方で見て以来約1か月ぶり。このチョウはなかなか翅を開かないので、開いているとことを撮るのはちょっと難しい。



ウラギンシジミ


対峙する2匹のノコギリクワガタ。この写真を撮った直後戦いが始まった。顎が湾曲しているほうの大きなノコギリクワガタのほうが強いように思えるが、小さいほうも健闘していた。結局、小さいほうが逃げて行って終わった。2匹の争いを尻目に、ヨツボシケシキスイや、ヨツボシオオキスイ、コクワガタ♀(いずれも小さいノコギリクワガタのあごの近くにいる)は悠々と蜜をなめているのが面白い。秋の気候になり、涼しくなってきたので、このようなシーンはもう見納めかもしれない。

対峙する2匹のノコギリクワガタ

波田町 梓川周辺で見かけた昆虫

2008年09月08日 | Weblog
今日、波田町の梓川の堤防周辺で見かけた昆虫です。


ナツアカネ。今日はアキアカネがたくさん飛んでいるのが見られたが、ナツアカネは5匹くらいしか見なかった。

ナツアカネ


羽化したばかりのキチョウ。僕が近付いても全く逃げようとしないキチョウがいたので、不思議に思って近くに行ってみると羽化したばかりだった。羽が完全に伸びきっていないので、まだ飛べないようだ。

羽化したばかりのキチョウ



波田町 梓川周辺で見かけた昆虫

2008年09月07日 | Weblog
今日、波田町の梓川周辺で見かけた昆虫です。

アキアカネ。ちょっと前まではこの場所ではアキアカネをほとんど見なかったが、ここ1週間くらいで見られるようになった。少し暑さが和らいだこともあり、山から下りてきたようだ。でもまだ個体数は少なく今日は2匹しか確認できなかった。

アキアカネ


コアオハナムグリ。春にはこのコガネムシをたくさん見たものだが、夏になってからはあまり見かけることがなかったので久しぶりに見た。ヒメジョオンの花に来ていた。

コアオハナムグリ

波田町 梓川周辺で見かけた昆虫(続き)

2008年09月06日 | Weblog
昨日の記事の続きです。


コシマゲンゴロウ。水たまりを覘くとものすごい速さで動き回るものがいて、よく見てみるとゲンゴロウだった。

コシマゲンゴロウ


クモの巣にスズメバチが引っ掛かっているのを発見。しかし近づいてよく見てみると、スズメバチは引っかかったのではなく、クモの巣に引っかかっていた昆虫を肉団子にしていた。スズメバチが去ってしばらくすると、巣の持ち主のナガコガネグモがどこからともなく戻ってきた。どうやらスズメバチはナガコガネグモの獲物を横取りしたようだ。こんな場面は初めてみた!

スズメバチが肉団子を作っている
          ↓スズメバチが去ってしばらくすると…

巣の持ち主のナガコガネグモが戻ってきた
          

波田町 梓川周辺で見かけた昆虫

2008年09月05日 | Weblog
今日梓川周辺で見かけた昆虫です。


メスグロヒョウモンのオス。名前のとおり、このチョウのメスは翅が黒い。オスは他のヒョウモン(特にミドリヒョウモン)とよく似ているので止まっていないと識別は難しい(止まっていても自信はないが…)。

メスグロヒョウモンのオス


キバチの仲間。ハチについて詳しく載っている図鑑がないので、種まではわからない。

キバチの仲間


謎の抜け殻。ニセアカシアの幹にあいた穴から何かが突き出ていたので、引っぱり出してみると何かの抜け殻が出てきた。大きさは約60ミリもあった。僕はウスバカミキリの抜け殻ではないかと思うが定かではない。 ※「気持ち悪い」と思われた方には申し訳ありません

謎の抜け殻