幸慶美智子Blog♪

あんちゃんの気まぐれ日記

昨年一昨年と振り返る介護、病院

2015-09-16 02:02:38 | 日記
余りここにはプライベートの事とか書かないんだけど、
一昨年から今春の地方統一まで、振り返ればハードだったなぁと。
介護と仕事で娘まで手が回らなくて信じられないようなテストの点を
とって帰ったことが有り、愕然としたことも(((゜Д゜;)))


治療目的の病院と治療終了後のリハビリ目的の病院と
医師もそうだけど、看護師さんの対応も全然違い、
治療することで精一杯の父に寛解じゃないけど
治療は済んだから、もう出来ることはないし
さっさと出て行けの様な、
病院てあからさまな、そんな対応するんだ?
とか、色んな介護の現実問題に直面しまくってたなぁと。
まだ去年の話かと思うと、情報のサイクルが早くなり
もっと時間が経過したように思います。


昨年の8月何て、介護で病院皆勤賞で
仕事場では全く出さなかったけど、
もう、一年も前だからいっかなってつぶやいてみました。


高齢者の介護を抱えながら働くご家庭は24h気が抜けない。
お年寄りって痴呆が入ると急に4時とかに起き出してきたり
徘徊したり、ご飯をさっき食べたのにごはんまだ?とか。
徘徊して迷惑をかけなきゃいいけど、電車止めたりすると
補償問題が発生したり、、、。


要介護 1 何て週に1日1時間だけヘルパーさんが来て
洗い物とか買い物とかちらっとやるぐらいで、
生存確認レベルのことしかしてくれないから
病状が重くなる過程で、急に次の認定は降りないから
身内は自分の時間もなくなるほど大変で、
これがまだ自分が若かったからいいけど
老老介護とかだとどうなっていたか分からない。



忘れられないのが、、、、



うちの父が介護パンツを履きだした病院で
自立して頑張るつもりで、すみませんお手洗いに行きたいんですが・・・
と言ったら、看護師さんが忙しい時間帯でこう言いました。


ごめんね、今、手が足りないから
介護パンツにしてくれるー?!



って、あそこから急激に弱っていったなぁって
叔母と話をしていたのを思い出す。


そう思えばいわゆる告知も信じられないものだった。

一度検査をして、では検査入院で行ってくるわ!と
父から報告があり、検査入院ならまた夜にでも行こうと思っていたら
病院から携帯に電話がありドクターが出た。

そしてこう尋ねられました。

『お父さんから今日の話はなんと聞いておられますか?』と

はい、肺がんの疑いで検査入院すると聞いています、と答えると

『そうですか、実は肺がんの疑いではなく、あきらかに肺がんです、
 今すぐ病院に来て下さい。』


皆さんにお聞きしたいのですが、そんな電話口の乱暴な告知ありますか?
びっくりして、予定を全部変えて飛んで行きました。

そして説明では、レントゲンを見せられ、肺にこぶし大の腫瘍があるから
すぐにでも摘出しなければ危ないと。

高齢の患者を目の前にいきなりそんな説明で、父は勿論即手術を断りました。
とりあえず検査をしようということになり、入院の4日目ぐらいだったか
病室へ行くとごそごそなにか準備していて何も喋らない父。
構わずに用事の話をしていると、黙りこくっていた父が口を開いてこう言いました。


『こんな病院出て行く!今から帰る!』って


事情を尋ねると、検査のための尿を取らなければいけないのだけれど
水分を取るのが大変で、なかなか出ないところへ来て
検査入院後、提出した尿を3~4回看護師がどこかへ置き忘れてしまったのを
医師には隠し、父のせいにしていた。
父は文句とかは言わないタイプの人だったので黙っていると
ドクターがイラついて、、、


『何でそんなに尿が出ないんですか?もしかしたら前立腺がんの疑いもありますね!』


って、、、それも簡単に言っていいものですか?
父の時代の人はそういうのをものすごく屈辱的に受け取るので
黙りこくって勝手に退院の準備をしていた。
父をなだめてすぐに、市議の先生にお願いをして
別の大きな病院へうつり、検査をしたら・・・



全体に散らばっていて、前の病院で説明を受けた
こぶし大の腫瘍なんてなかったんです。


あの時切っていたら、もっと早かっただろうと思いぞっとします。
あとで学童の先生のお母様が同じ病院で乳がんの告知を80代でうけ
直ぐに切りなさい!っていわれてその病院で手術されて
予後が大変だったお話を伺った。

そこは骨折とかが得意で内科はまるで、手術の練習台みたいにされてる
高齢者の命なんて、若いドクターにとってどうでもいいぐらいに
家族も私は危機になると相談をする人だけど
お医者様のいうことならと信じきってセカンドオピニオンを受けないご家庭は
無い腫瘍をあると説明を受け切られてる。

あとで市議の先生にお聞きしたら。。。

病院は保険点数が経営の全てだから
診察、薬、治療、入院、手術の順で保険点数が多くなる。
儲かる方を勧めてくる病院は気をつけたほうがいいと。

先生のお知り合いで、舌癌の告知を受けて全摘を勧められ
先生が騙されたと思って越境して自分の在住県の病院へ来るように進めて
診察を受けてみたら、、、、

内視鏡施術で幹部を取り除け、今では緩解されて
食事も話もできているけれども、
もしあの時、セカンドオピニオンを受けなければ
今頃、食事の味も、人と会話することも出来なかったと。

そんな、介護や病院の死に惰性になったずさんな告知とか
去年おととしと直面して、マイクを持っていた現場。
いつ倒れるかと思って、だまって笑顔でやっていたけど
倒れるんじゃないかと不安になったから、、、

気を紛らわすのに資格を取ったの(笑)
なにかに没頭していれば、紛れるでしょ?
落ち込むより、そのほうが生産性のある生き方だし。

でも、介護のこの話を書いていると、当時の頭痛が出てくるぐらい
あの時の精神的苦痛がトラウマかもしれない。

まだ、2~3年の話ですもんねー。
すっかり、日常を取り戻しましたけど。


これから・・・


超高齢化社会で、人口激減で若い人は少ない上に
みんな高齢者を抱える時代


今までにない時代をどうやって乗り越えて行くんでしょうね。
うちは父が30過ぎてからの子で同世代より
少し早めの介護でしたけど、上の兄弟の居るご家庭は
同級生でも早く経験してて、色々話を聴いたり
何より父の妹のおばがサービス付き高齢者住宅とか
色々お友達の経験談を教えてくれたからまだ良かったけど。


これから、若い人の何人に一人は介護って時代が来る。
そんな100人いたら100人異なるケースに
異なる様々な苦痛や孤独感プレッシャー、
誰も亡くなることなんて望んでいないけど
介護の日々の中で・・・
将来への不安が経済的にも沸き起こってくる。


そんな人が溢れかえる時代。
お年寄りを切り捨てても、何も良くはならない。


昨年12月の衆議院選挙は父が亡くなって
2ヶ月半ぐらいの時期で、思い起こせば
仕事にはそりゃ出さないけれど、
プライベートの精神的なものは整理はついてはいなかったですよね。



話は変わりますが国分太一さんのご結婚、本当におめでとうございます。
きっかけのお話の中で、入院手術の話があり、
そんなこと微塵も出されていなかったので驚いたのと
ものすごく共感しました。


普通の人が精神的にへこたれるような場面であっても
人前でマイクを持つお仕事の人間はみんな
どんな時も笑顔でいることが何よりも自分の仕事へのプライド何です。

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