どうして、そんな考えになったかといいますと・・・
多分、20代のイベント会社サンでの厳しい現場経験ですかね?
いつだったか?
24ぐらいかな?
某行政の20だか30周年なんかの司会を若いながらも頂きまして、
ゲストが往年のスーパースター三田明さんで
会場は1000人規模でした。
三田さんがステージ途中で私を何故か”では、司会の安東さんにおま課せしましょう!”って
ふりとともに舞台そでに消えてしまった(笑)
20代半ばの私は、まさに田中角栄氏のごとく
”あーうー”
ですよ、頭真っ白。
スポットライトを1000人の前で浴びた24歳の私。
3日ぐらい泣いて布団から出てきませんでした。
当時の彼んちでしたけど・・・
現場での商品としての”三田明”さんの看板の中で
夢を与えるステージとしての商品の1パーツの司会者が
その時の私のスタンスですよね?
もー、最悪!
自己嫌悪のハリケーンやん?!
それでもそのイベント会社の社長さんは
使い続けてくれました。
おかげさまで沢山いいお仕事を頂きました。
芸能人さんと一緒に沖縄の社員旅行に行ったり、
あの頃の下積みには心から感謝をしています。
舞台の厳しさを嫌と言うほど20代半ばで身につけさせて頂きました。
最近、分かった、あの経験は社長が意図して積ませてくださっていたんだと。
足かけ5年ぐらいそんな経験をして、社長は若くして亡くなりました。
全部がこんなにつながりだすとは当時は思いもよりませんでしたが・・・
舞台で言い訳するMCなんて誰も2度と使いません。
失敗をしたら申し訳ないただそれだけです。
お客様や事務所の仕事の求めるものに、
自我とか変なものを捨て去って、
その役割を演じるだけ。
何度も繰り返して、次元を高めていくだけ
どこまで高めていくかを自分自身と勝負する。
人は全く関係ありません。
プロは言い訳をしないものです。
大スターがステージキャンセルするみたいに
出来るレベルなのか?あなたは!って話です。
”プロ”と”セミプロ”そして”アマチュア”には深い川が流れているんです。