大昔ですが、バブルのころに日産がVWサンタナをノックダウン生産し販売しました。
その際に面白い話がありました。
日産「スポット溶接の箇所が多すぎる。採算と強度に鑑みてもスポット溶接数は半分で十分ではないか?」
VW「ではVWのバッジを与えるわけにはいきません。品質もバッジにはふくまれていますから」
日産「わかりました、溶接箇所を指定どおりにします」
というやりとりがあったといわれています。
VWは現在ではスポット溶接の上のレーザー溶接も取り入れています。ゴルフでは70mのレーザー溶接を行っています。日本車だとスポット溶接が主流のため、溶接箇所が痛めば車もやれてきます。VWはある意味過剰品質ともとれますが、だからこそ新車が売れ、中古車も安心して乗られるのだと思います。(部品の供給期間も長い)
まぁ、そろばんはじいいて車をつくるのが得意な会社からはけして出てこない発想でしょう。
しかし、その会社がそろばんはじかなくなったと思ったらLexusLF-Aで3750万円。。。。。。
もうちょっとマスに目を向けましょうよと思う。