拙者がルアー&フライを始めたんが 学校を卒業した年なんぢゃ 愚弟の方が学校の同級生の影響で先に始め 面白いからちゅ~て熱心に誘ってきた
まぁそんな形で始めた・・・・ その頃池袋に住んぢょりました アパートの近所で尚且つ通勤途中の大塚に 喫茶店でルイちゅ~お店があった
何を隠そうのちのバスプロ𠮷田幸二プロのお店 そこに再々仕事終わりに寄っちょりました そんでもって始めたばかりの拙者ども兄弟に 色々教えていただきました
そのルイにおいてあったんが あのバスプロショップのカタログ
昭和50年代初め 洋書なんぞに出会ったことなんぞ無かった拙者 思わず吉田さんに「これ売り物何ですか?」と尋ねたら 売り物という返事
早速購入した 始めて見るアメリカの釣具のカタログ・・・・・・ すぐに夢の世界に引っ張り込まれた
その頃の為替は1$=¥260ぐらい アンバサダーの5500cは国内ではおおよそ¥33,000ぐらい ところがアメリカでは円換算でも¥12,000以下
セブンスターの煙草が¥100でハイライトが¥80の時代 この差額は大きい
ルアーも当時¥1,000~¥1、200 アメリカで買えば¥400ぐらい 早速書店を回り商業英文の本や 個人輸入の本を買いあさり調べた
今の世の中と違い ITの時代でもないし カード社会でもない ましてや人生で一度も行ったことのない外国からの輸入 周りに輸入に携わる人もいない
全部自分で調べ行わんといけんかった・・・・・
当時の注文方法は カタログに付帯しちょる注文表にアイティムNo カラー・サイズ・数など費用事項を記入し 送料を計算し支払金額を出す
その金額を豊島郵便局でドル建てで送金小切手を作る(多少多めにする)出来上がりに10日要した
注文票と送金小切手を入れエアメールでアメリカに送る・・・・・
その後音沙汰無いが ある日突然郵便局から輸入貨物の到着ちゅ~知らせが来る 郵便局に行き必要な関税などを支払い あこがれの商品が手に入る
その間2ケ月 その頃は何でも船便 早くて40日 遅いと2ケ月を過ぎる
あれから40有余年・・・・ 未だに毎月必ず輸入する日々が続く 今はメールで奇特性の高い支払いカード払い 輸入は航空便などかなり改善された
ちょいと前ならFAXだった
今まで輸入で色んなトラブルがあった 数が足りなかったり・サイズや色が違ったり・偽物つかまされたりした 特に難しいのはフライのマテリアル
ワシントン条約に引っかかるものは輸入できない さらに各国の輸出業者による書類の有無 (例えばアメリカならアメリカ商務省の原産地証明書)などが
揃えられない場合は輸入は無理 アメリカでも手続きしないところも多い 更に今はアメリカからの輸送コストが半端なく高い
輸入は必ずトラブルが起きると思った方が無難 きちんと最後まで責任もって事にあたらんと 大きなトラブルとなる 勿論すべて英語で行うことぢゃ