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フライフィッシャーの独り言

今から78年前の日 東京大空襲が敢行された 

アメリカ軍は 都市の中で住宅が密集し 人口密度が高い市街地を 焼夷地区1号に指定 東京は当時の深川区の北部と本所区・浅草区・

日本橋区の大部分などが焼夷地区1号 そこをまず焼夷弾で焼き払う絨毯爆撃がこの日から始まる 焼夷地区1号の目標地域には 軍施設や

軍需工場などの明確な軍事目標はほとんどなく アメリカ軍の目標となった大きな軍需工場は 精工舎や大日本機械業平工場のみで

築地・神田・江東などの市場 東京・上野・両国の駅 総武線隅田川鉄橋などが実際の目標 住民を殺戮しそれによって戦争継続の意思を

そぐことが主な目的 また市街地を焼き払うことで そこにある小さな軍需工場を焼くことも合わせて狙う アメリカ軍は春一番のような

大風の吹く3月に焼き払い空襲を開始することを目指して 日本日本向けの油脂焼夷弾を開発し B-29 とともに大量生産をして

いった

大空襲は夜間に低高度から1665トンに上る大量の焼夷弾を投下した空襲 目標地域に4か所の爆撃照準点を設定 そこにまず大型の

50キロ焼夷弾を投下 これにより大火災を起こし 日本側の消火活動をまひさせ その後小型の油脂焼夷弾を投下する目印となる照明の

役割を果たした 火災は北風や西風の強風もあって 火災は目標地域をこえて 東や南に広がり 本所区・深川区・城東区の全域

浅草区・神田区・日本橋区の大部分 下谷区東部・荒川区南部・向島区南部・江戸川区の荒川放水路より西の部分など 下町の大部分を

焼き尽くした 罹災家屋は約27万戸罹災者は約100万人

B-29・・・・・・ 多くの我が国の非軍人である民間人を大量殺戮した航空機である ただ高高度を飛行するB-29に対して

日本も対抗した 特に京浜地区の防衛を担う立川陸軍飛行場や 調布陸軍飛行場に配備されていた二式戦「鍾馗」・三式戦「飛燕」

海軍厚木基地・横須賀基地に配備されていた雷電は B-29撃墜にとって有効な存在で 爆撃後背後から襲い 一度に十数機を被撃墜・

不時着の憂き目に合わせたこともしばしばであった 日本軍戦闘機の装備の中で B-29搭乗員に恐れられたのが三号爆弾であり

B-29搭乗員は炸裂後の爆煙の形状から白リン弾と誤認し 三号爆弾をいやな白リン爆雷と呼んで 空中で爆発すると凄まじい効果が

あったと回想している 第三三二海軍航空隊に所属し零戦52型でB-29を迎撃した中島又雄中尉によれば 三号爆弾は命中させるのは

非常に困難であったが なかには7機のB-29を撃墜した搭乗員もいたという[ 撃墜できなくともB-29の編隊を乱して損傷したり

落伍したB-29を集中して攻撃できるという効果もあった

これらB-29爆撃機は 多く日本に飛来し多大なる成果をあげたのも事実ぢゃが 逆に日本軍が撃墜した数も意外と多い

勿論日本軍の発表とアメリカ軍との発表では多く異なる

日本軍の発表は 本土空襲にきた約3万機のうち 何と陸海軍の本土防空部隊によって485機が撃墜され 2707機が撃破されていた

アメリカ側は アメリカ軍の他の爆撃機と比較してB-29の損失率は決して低くはなかった B-17は18万ドル、B-24は

21万ドル、B-25が12万ドルであったのに対し B-29の調達価格は63万ドルと高価な機体であった このため損失数の増加に

業を煮やした陸軍航空軍司令官アーノルドは「私はB-29がいくらか墜落することは仕方ないと思っている しかし空襲のたびに

3機か4機失われている この調子で損失が続けば その数は極めて大きなものとなるだろう B-29を戦闘機や中型爆撃機や

B-17フライング・フォートレスと同じようにあつかってはならない B-29は軍艦と同じように考えるべきである 原因を完全に

分析もせずに軍艦をいっぺんに3隻、4隻と損失するわけにはいかない」ちゅ~手紙を出し司令官のハンセルを叱咤している

 

 

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