前回までのあらすじ
新たな世界遺産に登録された某所に、突如として現れた巨大トーテムポール。偶然観光に訪れていた魔法”美(自称)”少女魅毛恵は、世界遺産を守る為、魔法杖”チャオ”にまたがり嫌がるチャオを酷使して、勝ち目の無い戦いに挑むのだった。
「チャオ、負けちゃ駄目よ♪」
「たまには自分で戦えチャオ・・・」
続く(かな~?)
なんだかんだと色々あって、やっとの事でモニュメントを起動させた魅毛だったが、なんだかグダグダな感じになっていることに気がつき『もうやめようかな~』などと考え始めていたのでした・・・
「あなた、ちょっとお待ちなさい!」
帰ろうかと思って洞窟の入り口に背を向けた矢先に図ったようなタイミングで引き止める鋭い声、声の元をたどってみる。と、そこに居たのはぽっちゃり系(控えめ)のフォマールであった。
「あなたが、緑黄の鉱石を探している女ね?」
人違いです。なんかやばげな雰囲気にしり込みしつつ即答で否定してみますが。
「分かってるわ、トレジャーハンターが簡単に目的の宝を言うわけないものね。でも隠さなくていいわよ、横取りなんてする気は無いから」
いえ、本当にそんなものどうでもいいですから・・・
もう止める気満々の魅毛、一応探していたことは本当なので探索を諦めた事を説明してみました。
「嘘ね、貴女はそんな人じゃない」
言い切られました。思い込みの激しい人です。
仕方が無いので(草分け的RPGの罠に突入する前に)肯定してみました。
「私も一緒に連れて行きなさい、きっと役に立つわよ?」
強引に仲間になりました。
結構強引な展開です。魅毛に選択肢はありません。そういうものなのです。
ところでこの人は誰でしょう?
もっともな疑問ですが、謎のフォマールはそんな事はお構い無しに、先行して手付けもさせない勢いでエネミー共を瞬殺していきます。マナー悪です。でも楽チンです。・・・で、この人誰?
あっという間に緑黄の鉱石にたどり着きました。本当に楽チンです。何もしてい(させてもらえ)ません。
「ふぅふぅ・・・早く帰って体重量らなくちゃ。じゃ、またね~」
風の様なフォマールでした。何がなんだか分かりません。
何はともあれ(なし崩し的に)緑黄の鉱石にたどり着いた魅毛は
『これでいいのかな~?』
などと思いながら鉱石を手にするのであった。
続く
新たな世界遺産に登録された某所に、突如として現れた巨大トーテムポール。偶然観光に訪れていた魔法”美(自称)”少女魅毛恵は、世界遺産を守る為、魔法杖”チャオ”にまたがり嫌がるチャオを酷使して、勝ち目の無い戦いに挑むのだった。
「チャオ、負けちゃ駄目よ♪」
「たまには自分で戦えチャオ・・・」
続く(かな~?)
なんだかんだと色々あって、やっとの事でモニュメントを起動させた魅毛だったが、なんだかグダグダな感じになっていることに気がつき『もうやめようかな~』などと考え始めていたのでした・・・
「あなた、ちょっとお待ちなさい!」
帰ろうかと思って洞窟の入り口に背を向けた矢先に図ったようなタイミングで引き止める鋭い声、声の元をたどってみる。と、そこに居たのはぽっちゃり系(控えめ)のフォマールであった。
「あなたが、緑黄の鉱石を探している女ね?」
人違いです。なんかやばげな雰囲気にしり込みしつつ即答で否定してみますが。
「分かってるわ、トレジャーハンターが簡単に目的の宝を言うわけないものね。でも隠さなくていいわよ、横取りなんてする気は無いから」
いえ、本当にそんなものどうでもいいですから・・・
もう止める気満々の魅毛、一応探していたことは本当なので探索を諦めた事を説明してみました。
「嘘ね、貴女はそんな人じゃない」
言い切られました。思い込みの激しい人です。
仕方が無いので(草分け的RPGの罠に突入する前に)肯定してみました。
「私も一緒に連れて行きなさい、きっと役に立つわよ?」
強引に仲間になりました。
結構強引な展開です。魅毛に選択肢はありません。そういうものなのです。
ところでこの人は誰でしょう?
もっともな疑問ですが、謎のフォマールはそんな事はお構い無しに、先行して手付けもさせない勢いでエネミー共を瞬殺していきます。マナー悪です。でも楽チンです。・・・で、この人誰?
あっという間に緑黄の鉱石にたどり着きました。本当に楽チンです。何もしてい(させてもらえ)ません。
「ふぅふぅ・・・早く帰って体重量らなくちゃ。じゃ、またね~」
風の様なフォマールでした。何がなんだか分かりません。
何はともあれ(なし崩し的に)緑黄の鉱石にたどり着いた魅毛は
『これでいいのかな~?』
などと思いながら鉱石を手にするのであった。
続く