「ネコの手も借りたい多忙苦戦格闘日記」オーダー専門店k.nyangoケイドットニャンゴの裏側

名古屋に拠点を持ち持続可能な想いの中で創り続ける”いのうえきょうこ”の
デザイン・イメージの現場

中学1年生

2008-02-15 07:49:00 | 穏やかな気持ちを保つ物


 

中学生が、お手紙を持って挨拶に来た! 

先週、「職業体験」って云うことで、2日間、来ていたからだ。  

元は、その中学1年生で、小学校2年生の頃から、立ち話をする子がいて
その子からの話だったことから、顔をつぶさないであげたかっただけで
特に、地域の貢献をしたいなんてことは、ひとつもない。

結構、納品も控えて忙しかったので、ドタキャンが可能ならしたかったぐらいだけど

で、店として機能していないし、
呼ばなくては、お客さんがふいに来ることは少ないし、
後から直さなくてはいけないなら、仕事を手伝って貰う余裕はないし、

まぁ~乗りかかった舟で、そのまま、お付き合いすることになった。

「糸紡ぎって、糸を綿みたいなものから作るんだけど、してみる?」って、
と、いうことになった。

本当は機織のが、はるかに面白いのだけど、
準備する時間がないので、あきらめた。

それでも、反物をかき分け、原毛を探して、なぜか、カシミヤしかなく
まぁ~これも乗りかかった舟!・・っていうことで、あいなり。

決して、興味があるわけでもないことなのに
勘のいい子で、割とすぐ、糸らしくなっていた。

きっと、どんな仕事でも、そつなくこなせる そんな優秀な子だった。

絶対、糸を紡ぐ仕事につくなんてことあるわけもない。
彼女の世代ではそんな作業も知らないで終わる人だらけだろう。

たぶん、二度とさわることもないであろう、「糸紡ぎ機」
そんな意味では体験にはなるはず・・・ただ、

本来、分業で行われてるアパレルの仕事を一人でやってるってこと。

他ではやってないことをしたかったこと。
他と違うってことが大事だってこと。

たぶん、思っていることの10分の1も伝えられなかったであろうが・・・

思い返すと、中学の時、教育実習で来ていた人の
「君は絵を描いていたいんじゃないの?」
・・って言葉がなかったら、私のそれからは大きく違ったかもしれない。

それと、子供心に、あしらわれてる気分だけは伝わって
そんな大人は信用できない。
そんな大人にはなりたくない・・・って想いはずっとあって
同じ大人には、不用意な事を言っても子供に対する言葉は気を付けてきた。

そんな意味での真摯な動機などは、伝わらないであろう。

伝えられたとしても、ほんのわずか・・・

もしかすると、ずっと後になって、かすかに思い返すことがあるかないか・・・

つくづく、自己満足からは抜け出せない・・・そんな毎日だ。   


まぁ!仕事自体が自己満足に他ならない。



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