年末年始休暇も昨日で終わり。今日から仕事始めでした。まぁ明日は日曜日なので、明日はまた休みなのですが・・・ここ何年かは正月初旅に出かけていましたが、今年は行かなかったので、久しぶりにのんびり家で過ごす休暇となりました。天気も良かったので、各地の初詣の参拝客も増えたそうです。
さて、昨日(1/4)は、ゴルフ・ヴァリアント号で定番の熊野・本宮地方をドライブしてきました。
ルート:自宅(奈良・橿原)→(R309・フルーツロード他)→西吉野→(R168)→十津川→(R168)→本宮→(R311他)→湯の口温泉→(県道40・R169)→北山→(R169他)→自宅
距離:280km
天気はよさそうだったけど寒い朝だったので、今回は車で行くことにした。昨年11月の白川郷ドライブ(投稿はまだだけど・・・)以来の長距離ドライブ。そりゃ季節のいい時はバイクで爽快に風を切って走るのが気持ちいいけど、今日みたいな厳寒時期は車に限るって、昨年の正月は雪の中、バイクで走っていたくせに最近は弱気になったなぁと思う。まぁ車なので、暖房の効いた車内で好きな音楽を聞いて、ハンドルを握るだけ(速度調節はクルーズコントロール任せ?)の快適走行、順調に天辻峠にさしかかると、気温はどんどん下がり、道の駅大塔に着いた時は車の温度計は-1.5℃を指していた。でもこんな寒いのに、ツーリング中のライダーがいたのにはビックリ。さすがにカウル付きのツアラータイプばかりだったけど、こんなに寒いのに御苦労さまです・・・ってボクも見習わないといけないかなぁ。
道の駅十津川は、車でいっぱいだったので、一気に道の駅ほんぐうまで走る。大塔村、十津川村、本宮町と走っていると、対向車が非常に多いことに気付く。観光客なのか帰省客なのか分からないけど、ここ何回か走った中では一番、交通量が多かった。この辺り、2年前の台風12号で甚大な被害を被った地域で昨年3月25日のブログでもその様子を紹介した(記事はこちら)。今回、同じ区間を走ってみて、復旧工事が続いている区間もあったけど、走って見た感じではだいぶと復旧が進んでいるように感じた。↑の写真の道の駅ほんぐうも、前回来た時はユンボが河原の中に入り、土砂の搬出を行っていたけど、今はこの通り。芝生広場も再生されていた。新春の青空が気持ちいい。ここまで来ると熊野川もゆったりと流れるようになり、本当にこの川が氾濫したのかと疑いたくなるほど。
ただ、よく見ると土砂崩れの跡が残っていたり、流されて基礎だけ残っている家やガードレールが曲がったままのところもあり、もう台風が去ってから2年目になろうとしているが、その爪痕はまだ残っている。
「道の駅ほんぐう」で焼肉丼(1,200円)を食べる。ここの道の駅のレストランはウッド調の建物で大きなガラス張り越しに熊野川を眺め、店員さんも愛想がよく、気持ちのいい食事ができる。焼肉丼は熊野地方の牛肉を使ったどんぶり。ホウレン草が添えられてヘルシーな感じだった。
昼食後は、お気に入りの日帰り温泉「湯の口温泉」へ向かう。R168からR169に入り、北山川沿いを走る。さらにR311に入ってすぐのところにある小さな展望台。2年前の6/26に当ブログで紹介した(記事はこちら)北山川の蛇行するポイントを上から俯瞰できる展望台に今回も立ち寄る。ちょうど瀞峡ジェットラインの船がトコトコとやってきた。そんなに広くない川をゆっくりと上っていくジェット船。なかなかいい感じだった。
この日は本当に天気がよく、きれいな水面のシルエットを撮ることができた。
もう当ブログで何回も紹介している「湯の口温泉」。ひなびた山峡の湯治場といった雰囲気が好きで昔から何回も来ている。時間の関係で今回もトロッコには乗らず、直接車で来たけど、ここの温泉は加温、加水なしの湯温45℃の源泉掛け流し。さらっとした湯ざわりの、なかなか居心地のいい温泉でおススメ。湯船は内湯と露天の2つだけだけど、ついつい長湯となる。正月だからか遠方のナンバーの車も見られ、賑わっていた。
温泉で体が温まった後、「丸山の千枚田」に立ち寄った。ちょうど黄昏時になり、1,340枚の棚田に夕陽が差し込む。
<-- 丸山の千枚田 -->
最近はここも観光客が増えて、なかなかこの景色を一人占めできる機会が無かったけど、今日は展望台からこの景色を一人占めできた。
ここからはひたすら自宅に向かって帰るのみ。今回ナビを信じて走っていたら、とんでもない林道に案内されてえらい目にあったけど(舗装林道で一安心)、無事帰ってきました。今回燃費計は14.9KM/Lという数字が出たので、帰りがけにガソリンを入れたら、満タン法で13.4km/Lの燃費(279km、20.67L)という数字になりました。流れに乗った走りだったとはいえ、峠をいくつも越えていたので、思っていたよりもいい燃費でした。