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HIRO-P'S ROOM

撮影場所:富山県 相倉合掌集落 2024年11月

フィルムスキャンで懐かしの写真が甦る・・・

2014-03-02 22:39:24 | 日常・その他


 昨日から3月に入りましたね。年末からバタバタ続いていた仕事が一段落し、今はホッとしているところです。大雪の日もあったけど、気付けばウグイスが鳴いているし、梅も咲いてきて、すっかり春めいた感じになってきました。



 さて、今日は複合機のご紹介。プリンター、コピー、スキャナの機能が一体化した複合機って、登場したての頃はこんなの普及するの?って思ってたけど、最近はすっかり定着したようですね。今回、知り合いから故障した 「Canon MP800」という複合機を譲ってもらって、家電品の修理が得意な弟君に修理をさせて無事使えるように甦りました。ちなみにこの機種、ボタン部分が弱いようで・・・近所のハードオフで中古の同系列を複合機を買ってきて、ボタン部分だけを移植したそうです。ちなみに買ってきた中古の複合機は、また売りに出したそうで・・・それならボタンだけ売ってくれればいいのになんて思ったりします。それにしても、昔は日本橋に行かないとなかったようなものでも、近所で買えるようになって便利になったものです。まぁ、故障したら修理せずに買い換えるという人が増えてきたこともあるのでしょうね。

 これで、ボクの部屋にも立派な複合機が登場!昔、家電品を売っていたクセで色々機能を見ていたら、「フィルムスキャン」機能を発見!これですよ。これ。昔撮りだめていたフィルムをいつかはデータ化したいなぁと思っていて、フィルムスキャンの機械を物色していたのですが、これに付いてるとはなかなかいい感じ。でもどこにフィルムのガイドがあるのだろうと思っていたら、↑の写真の白い部分を外した裏側にフィルムのガイドと御親切にもマウントのガイドも付いていました。マウントも付いているということは、ポジフィルムもOKなハズ。というわけで、パソコンにソフトをインストールして確かめてみたら、ネガフィルムもポジフィルムもOKなことが分かり、先月は合間を見つけてスキャンした写真をツイッターで「フィルムスキャンで甦る・・・」シリーズを展開したわけです。

 ではでは使い方からどうぞ。

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①まずはネガを取りだして、ガイドにはめて、ガラス面に載せます。この時向きに注意。逆にしてしまうと鏡に映した時の時のように逆さになってしまいます。

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②まずはプレビューを表示し、向きとか間違っていないか確認の後、スキャンを行います。

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③スキャンが完了したら、パソコン画面でデータを確認して、ファイル形式(JPEG、PDF等)を指定して保存し、ネガをガイドから外して、完了です。

 で、できあがった写真はこんな感じ。





 ネガの劣化が進んで、色がおかしくなってるんじゃないかと思ったけど、案外それほどでもなくホッとしました。上の方の写真で今から15年前、下の写真で10年前。いづれもカメラは当時使っていたコンタックスのTVSかな。





 これは大学4回生(15年前)の時に北海道へツーリングに行った時の写真。これもコンタックスTVSで、当時のNHKの連続テレビドラマ小説「すずらん」の反響でSLが復活運転した時に留萌駅で撮ったもの。この頃ってまだデジカメなんてあっても30万画素の時代。ドコモのiモードがヒットして、Jフォンが「写メール」で携帯電話で撮った写真をメールで送れるっていうのが出始めの時代なので、まだまだフィルムカメラ全盛の時代でしたね。
 今から3、4年ほど前にトレッキングで前を歩いていた親子が「お父さんが小さい頃、カメラにはフィルムを入れて、写真屋さんで現像してもらってたんだよ」っていう会話を聞いた時は、ある意味、もうフィルムなんてもう過去のものになったのかと衝撃的でした。でも今からほんの10年、15年前ってフィルムを写真屋さんで現像してもらうなんて当たり前の時代で、現像代もバカにならなかったから、1枚1枚大切にシャッターを切ってた気がします。デジタルになってきめ細かくなったのは分かるけど、ネガのアナログな表現の方が優しさみたいなところがあって個人的には好みですね。

 ネガフィルムの写りが分かったところで、ポジフィルムの写りを確認します。















 上から順に鳥取砂丘(2枚、当時の記事はこちら)、余部鉄橋を行く特急はまかぜ(2枚)、五箇山合掌集落(3枚)。いづれも6年前にNikonF801-Sで撮った写真。一眼レフの実力もさることながら、ポジフィルムの色調はいいですね。鳥取砂丘の観光客の豆粒のような感じや、今や列車も鉄橋も過去のものになった写真、小雨混じりの日本の原風景を思わせる写真など、ポジって、プリントするのにネガの4倍高かったから、ほとんどプリントに出せなかったので、スリーブやマウントのまましか楽しめなかったんですね。それが、こうやってスキャンしてデータ化できたことによって、記憶が甦るっていうのはなかなかいい感じです。



 以前乗ってた、F650GSダカール号。これは蒜山高原に行った時の写真かな。草地に入って、露出をわざと開けて、背景を少しぼかしてみました。バイクが引き立って模型みたいな感じに・・・っていうのは普通のコンデジでは難しいんですね。一眼レフの明るいレンズだからできる芸当です。





 これは今から20年前、大学1回生の時の写真かな。バックは明日香村の棚田ですね。まだバイクの免許を取る前で、輪行袋を積んでこの自転車で北海道や九州へ行ってた時代です。この時代があったから、バイクツーリングに興味を持って、バイクに乗り始めたんですね。逆にいえば、この時代がなかったら、このブログの内容も変わっていたかも(笑)。
 撮りためたネガやポジは膨大でスキャンも時間がかかるけど(だいたい1枚1分)、データ化しておかないと変色してくるから今のうちにやっておきたい作業です。当時の記憶を甦らせながら、ボクのツイッターHIROPSROOM(こちら)でも紹介していきますので、お楽しみに!


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