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2017年9月の東京国立博物館・総合文化展

2017年09月26日 | 東博総合文化展
2017年9月の東京国立博物館・総合文化展
 
 
本館2階
 
2室・国宝室
 
《一遍聖絵   巻第七》
法眼円伊筆
鎌倉時代・1299年
(〜9/24)
 
 
 
3室
 
《遊行上人縁起絵巻  甲巻》
鎌倉時代・14世紀
(〜10/1)
✳︎隣の部屋には、乙巻も展示。
 
 
 
8室
 
《玄圃瑤華》
伊藤若冲
江戸時代・1768年
(〜9/18)
 
 
 
10室
 
《風俗図》2幅
岩佐又兵衛
江戸時代・17世紀
(〜10/1)
 
 
 
本館1階
 
18室(〜10/1)
 
《八瀬の女》
伊藤快彦筆
1918年頃
 
《ドイツの少女》
原田直次郎筆
明治時代・19世紀
 
 
重文《麗子微笑》
岸田劉生筆
1921年
 
 
 
14室
 
運慶の後継者たち  - 康円と善派を中心に
2017年8月29日〜12月3日
 
 
重文《文殊菩薩坐像(文殊菩薩騎獅像および侍者立像のうち)》
康円作
興福寺伝来、鎌倉時代・1273年
 
重文《大聖老人立像(文殊菩薩騎獅像および侍者立像のうち)》
康円作
興福寺伝来、鎌倉時代・1273年
 
重文《善財童子立像(文殊菩薩騎獅像および侍者立像のうち)》
康円作
興福寺伝来、鎌倉時代・1273年
 
重文《仏陀波利三蔵立像(文殊菩薩騎獅像および侍者立像のうち)》
康円作
興福寺伝来、鎌倉時代・1273年
 
 
【東博サイトより】
 
   鎌倉時代に活躍した仏師運慶(うんけい、?~1223)に連なる一派を慶派(けいは)といいます。運慶は数多くの仏師を擁する工房を営み、数々の造仏を手がけました。その写実を基本とした、量感豊かで力強い作風は、新興の武家のみならず、寺社や公家をも魅了し、後の世代にも大きな影響を与えました。なかでも運慶の孫にあたる康円(こうえん、1207~?)は、当時の慶派を代表する仏師として注目すべき存在です。

   康円と同じ頃に活躍した仏師、善円(ぜんえん、のち善慶(ぜんけい)と改名、1197~1258)も見逃せません。善円らの系統の仏師たちを善派(ぜんぱ)と呼んでいます。善派は慶派の本流とは一線を画し、奈良を中心に活動していたことが遺品からわかります。

   本特集では、康円および善円の作品を中心に、運慶以後の鎌倉彫刻の展開について紹介します。彼らは運慶の作品から何を学び、継承していったのか。特別展「運慶」(9/26~11/26)と、あわせてご覧いただければ幸いです。
 


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