東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

国立新美術館アートライブラリー

2023年04月28日 | 展覧会(日記)

 国立新美術館アートライブラリーは、国立新美術館の3階にある、美術に関する専門図書館。

 国立新美術館アートライブラリーに、久々に行く。

 コロナ禍以降、初。

 知らぬ間に、予約制などの入場制限制度がなくなっている。
 コロナ禍前と同様、ふらっと訪問できるようになっている。
 
 それほど大きなスペースではないが、展覧会カタログを中心とする美術関係書籍がぎっしり詰まった棚を見ていると、美術を語る人々の思いの濃さにあてられる。
 
 開催中の展覧会カタログ。
 刊行されて日が経っていない美術書。
 請求票を出して、過去の展覧会の図録。
などを眺める。
 
 (なお、当館は貸出は行なっておらず、閲覧のみできる。)
 
 各種企画もおもしろい。
 
 「企画展関連資料」コーナー。
 現在は「ルーヴル美術館展 愛を描く」の関連資料が紹介されている。
 過去多数開催されているルーヴル美術館展のうち「ルーヴル美術館展 愛を描く」と共通度の高い展覧会(以下のとおり)や海外の展覧会のカタログが並び、手に取って読むことができる。
 
・ルーヴル美術館200年展/横浜美術館、1993
・ルーヴル美術館展-18世紀フランス絵画のきらめき、1997
・ルーヴル美術館展-19世紀フランス絵画 : 新古典主義からロマン主義へ、2005
・ルーヴル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画、2009 
・ルーヴル美術館展 愛を描く、2023
 
 
「国立新美術館展覧会関係印刷物 レトロスペクティブ」展示ケース
 
 国立新美術館が、2007年1月の開館以来、開催した展覧会に関する各種印刷物(告知用の各種チラシやポスター、プレスリリース、関係者招待状、各種チケット、教育普及用ガイド等)を紹介する。2021年より始まった企画。
 
 現在は、第6回目として、2007年開催の「フェルメール”牛乳を注ぐ女”とオランダ風俗画展」に関する各種印刷物が展示されている。
 
 とんでもなく離れたところから《牛乳を注ぐ女》を見させられた残念さを思い出す(2018-19年の「フェルメール展」で取り返すことができて、本当に良かった)。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。