投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

江戸時代の瀬戸内海交通 - 倉地克直(吉川弘文館)

 2021年2月1日 第1刷発行


著者は1949年愛知県生まれ。1977年京都大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位取得退学。岡山大学名誉教授。

江戸時代、藩は民間の企業家を登用し船の管理や運用を任せるのだが肝心の本業はおろそかになるし藩からもらえる委託料は安く本業が傾くこともあったそうだ。名誉職のようなモノなのかも知れない。創作ものに出てくる商人が藩の重鎮と裏で手を結んで商売を広げる構図とは全く違う現実というものがあることを知る。

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p2 御留帳御船手
船手:海事行政役所の業務記録

p12 兵庫北関入船納帳
文安2年(1445)北関に入津した税台帳

p17 ポルトガル人を処刑 オランダ人はok
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(2022年1月 西宮図書館)
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