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光の帝国 常野物語 - 恩田陸(集英社)

光の帝国 常野物語 (集英社文庫)

恩田 陸

集英社 

2000年9月25日 第1刷 2010年6月6日 第30刷

集英社 1997年10月刊行

著者は1964年10月25日、青森市生まれ。早稲田大学教育学部卒。青森、名古屋、松本、富山、秋田、仙台、水戸と転居する。本籍は仙台。1987年生命保険会社勤務。2年後過重労働で入院。復帰後に酒見賢一の『後宮小説』を読み感化される。勤務しつつ執筆活動を行うが本を読む時間も取れないことに不満を持ち入社後4年で退職。1991年『六番目の小夜子』が第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作。翌1992年(平成4年)の刊行をもって作家デビューを果たした。1997年(平成9年)に専業作家となる。

常野物語は光の帝国、蒲公英草紙、エンド・ゲームと続く小説の総称。常野は架空の地。そこに住む一族は不思議な力を持っているが、それは常人には感知されないというもの。常に野に在れ、在野であれ。それぞれが持つ力で陰ながら世のために尽くす。

大きな引き出し   春田光記、春田記実子、春田貴世誌、春田里子
二つの茶碗     三宅篤、美耶子
達磨山への道    克也、藍子、泰彦
オセロゲーム    拝島英子、時子
手紙        泰彦、倉田篤彦
光の帝国      健、あや、信太朗
歴史の時間     亜希子、記実子
草取り       私、彼
黒い塔       亜希子、記実子、西岡、修二、深雪、三宅篤
国道を降りて、、、 美咲、川添律

短編小説集。読み終えてからつながりがありそうなので登場人物の名前をあげてみた。関連があるものもあれば無いものもあったり。同じ名前が出てくるものは内容に関連あり。

(2020年1月)

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