投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

水の中のふたつの月 - 乃南アサ(角川文庫)

水の中のふたつの月 (角川文庫)
乃南アサ
角川書店


平成8年9月25日 初版
平成9年9月8日  7版

1992年9月 刊行

小説を好んで読まなくなって久しいと何度も書いたが、ストーリーがあってぐいぐいひぱってくれる本はやはり読みやすい。

最近、歴史・社会・経済・風俗・文化等々の社会科学系の本を借りてきても読めなくなった。興味がある分野で昔から手当たり次第に手が触れるこの手の本を読んできたところはあったのだが、通勤電車の中でなんなく読めた。読めなくなったのは歳かな?目が悪くなったか?

とういうことで最近、小説に回帰。乃南アサの本が目に付いたので借りてみた。乃南アサは友人から時々借りていて覚えがある作家。


以下ネタバレ。

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小学校6年の夏。高知の中村で生まれ育った少女三人はある秘密の約束をする。それから10年。23歳になった三人は偶然東京で再開する。異常に汚れを嫌う女性になってしまったリサ。憑りつかれたように日々の自分のスケジュールを埋めることに夢中になっているアリコ。辻褄も合わぬホラで自分の過去を煙に巻くメグミ。そんな三人が東京で偶然再会しメグミの彼氏を紹介されたことから10年前の秘密の約束をあらためて三人で共有することとなる。約束は守られるのか。その秘密の約束を守るため三人は新たな約束を結ぶことになる。
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この文章を歳をとってもうろくした自分が読み直した時、果たして小説の内容を思い出すのだろうかwまあ無理だな。


(2012年9月 西図書館)
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