投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

四半世紀前の腕時計のオーバーホール



会社を辞める日も近づいています。

それまでにいくつかやるべき事のリストがあって、この腕時計の修理もその一つ。針の位置は狂っているは、電池を替えても動かないは。3年ほど前に行きつけの修理店に持ち込んだ時は10,000円の見積もりが出て、その程度かと思いながらが他にやることがあったので保留。SEIKO プロスペックス アルピニスト を買おうとしていた頃。

今年の2月になって同じところに持ち込んだら、もうオーバーホールはやっていないと言う。どこに持ち込んでも同じかと思いその足でヨドバシカメラへ。オーバーホールに27,000円ほどの値段を提示される。型番で決まっているらしい。高いと思いながら15秒ほど思案して預けて帰宅。先日連絡があったので引き取りに行ってきました。

預けたときは防水機能はオーバーホールしても保証できないと言われていたのですが、防水テストもクリア。カタログ通りの使い方をしてくださいとのこと。

帰宅してからこの腕時計は中古でいくらで取引されるのかと調べてみたら、案の定10,000円以下が並ぶ。

見なかったことにしよう。

この腕時計をいつ買ったのか記憶が怪しい。どこで買ったかはその時の心情とともに覚えている。たいがいこういうものに出費するときは、鬱々とした日々を過ごしている時。その時のことをあまり思い出したくない。まだ先々代のSEIKOアルピニストを売っていた時代で、それと見比べながら安い方のこっちを買った記憶がある。確か27,000円ほどの値段だった。同じくらいの値段で修理したことになる。

あの頃のSEIKOアルピニストは安かった。40,000円台で買えた。

いつ買ったのか。モーブメントの製造年代は1993年頃から2002年。YouTubeでこの時計の動画を見ていたらアラーム音が鳴る箇所があって、そこでいつ頃これを買ったのか思いだした。

1998年頃。コンピュータシステムの2000年対応を某機械メーカーでやっていた頃。その会社のオフィスで腕時計をいじっていたらアラーム音が鳴って慌てたことを思い出した。もう四半世紀前の話。

この腕時計、腕にピタッとフィットして好きなんです。





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