寺山修司 「歴史なんて信じない」 飛鳥新社
平成3年10月28日 第1刷
副題は「寺山修司 青春エッセイ集」となっている。
著者は昭和10年(1935)12月10日青森県弘前市生まれ。父親は青森県警の刑事。昭和29年(1954)早稲田大学教育学部国文科入学。在学中より詩人・北国克衛主催の「VOU」に参加し歌人・詩人として活躍。ネフローゼを発病し3年近く入院。退院後、ラジオ・TV・映画シナリオの仕事を始める。昭和42年(1967)横尾忠則・東由多加・九條映子らと演劇実験室「天井桟敷」を設立。昭和58年(1983)5月4日、肝硬変と腹膜炎のため敗血症となり杉並区河北総合病院で死去。47歳。
40歳を過ぎて初めて寺山修司の本を読んでも何か面白いのか?と思いながら借りた本。案の定、面白くない・・・いや、嘘。十代ならけっこう気に入っていたんじゃないかと思いながら、あれこれと寺山節にもんくをつけながら読んだ(笑)。
やはり若い時に読む「人」なのだろう。
巻末に大槻ケンヂが解説を書いていて、彼は高一の時に古本屋で150円で「家でのすすめ」を偶然に買い、それ以来のファンだそうだ。大槻ケンヂが最後にこう書いていた。「十代のうちに寺山修司に出会った人は幸運であり、知らずに二十代に達した人は運のない人だ」。
ほっといてくれ(笑)。
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