第2外国語のドイツ語は全単位落としてます。jyugemです。
先日、会社で仕事をしていると、またドイツ人の先輩Aが・・・
A 『jyugem、明日、アウグスブルクに行かない?』
j 『(また?)いいよ。』
A 『アウグスブルクは紀元前からある古い町なんだ。アウグストゥスって知ってる?
ローマの皇帝なんだけど、彼の名前が由来なんだよ。
あっ、そうそう、アウグストゥスと言えばね・・・』
~~
昔々、人々は古代ローマ暦を使ってました。
最初の月は戦いの神マーズから『Martius』、次が美の神『Aprilis』
3番目が豊穣の神『Maius』、4番目が結婚の神『junius』、
その後はラテン語の5~10の意味の『Quintilis』『Sextilis』『September』
『October』『Nobember』『December』で10ヶ月でした。
その後、ヤヌスの神から『Januarius』、死と浄化の神から『Februarius』の
2ヶ月が追加され、うるう年は最後の『Februarius』(29or30)で調整されました。
しばらくすると、『Januarius』が最初の月になりました。
~
時はローマ時代、シーザー皇帝(ユリウス・カエサル)が暦の改定を行い、
『ついでにQuintilisは俺さまの月にしよう。』
と勝手に決めてしまったので、しかたなく、7月はユリウスから『July』になりました。
次の皇帝、アウグストゥスも、
『俺も自分の月が欲しいいいーー!!』
とわがままを言ったので、しかたなく、8月をアウグストゥスから『August』にしました。
さらに、アウグストゥスは
『シーザーの月は31日じゃないか!
俺の月も31日じゃないとヤダ!』
と駄々をこねたので、しかたなく8月を31日とし、2月が28or29日となったのでした。
おしまい。
(もっと興味のある方は→ローマ暦)
~~
A 『・・・って、ことなんだよねぇ。馬鹿げてると思わない?あっはっはー。』
j 『そっ、そーだね。』(それより仕事が1時間も止まってるんですけど・・・)
そんな、おしゃべり好きな彼はドクトール(博士)です。 やっぱ紙一重です。
-後日追記-
僕が皇帝になったら5月を『ジュゲム』にします。
これをうけてゴールデン・ウィークが『ゴールデン・ジュゲム』になります。
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濃い顔をした皇帝達が好き放題言いながら
決めてる姿を想像して笑えました。(笑
私も疑問でした。
なぜ、10月がオクトパス(8)なのか?
なぜ、2月にうるう年なのか?
なぜ、大の月と小の月は交互でないのか?
私も勉強になりました。
なんでも良く知っているんですよね。
頑固で困る時もありますが・・・