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備忘録として (一条工務店 i-smart)

2015年2月に着手承諾しました。

地盤調査 ・その8

2015-06-24 07:56:29 | 土地
お気楽^^です。

前々回、お気楽^^家予定地の地盤調査で、

GL-0.5~4.25mで 換算N値が

3.0~6.0ということを 書きましたが、

ここで ピン ときた人は 鋭い。

(というか、ほとんど専門家レベル?)


粘性土の場合 換算N値の算式(稲田式)は

N = 3Wsw + 0.05Nsw 

ここの地層が粘性土(多分、関東ローム層)で、換算N値が3.0

以下ということは、スクリューポイントが 自沈 した

ところがあるということを意味し、これをもって

軟弱地盤ということが多い ようです。


お気楽^^家の場合、4つの調査ポイントのうち

2つに自沈層があり、そのうち1つは -3.0~-3.5m、

つまり 比較的浅いところに 50cmの厚さの 軟弱地層が

ある、とされたわけです。


基礎選定に当たり、自沈層がどのくらいの深さにあるか、

どのくらいの厚さがあるのか、地層自体に傾斜はないか、

などを総合的に判断することになりますが、

お気楽^^家の土地は 案外 判断が悩ましいケースと

思いました。


1.ベタ基礎

  最も一般的。強固とは言えないが、周囲の状況に

  特段の異常がなく、基礎杭を打つほどではない。

2.基礎杭

  安全を考え、杭を打っておく。この場合、基礎は

  「布基礎」でも良い。

3.布基礎

  自沈層と言っても1kN(100kg)の荷重をかけており

  沈み方も「緩速」なので、悪い地盤ではない。重い「べた基礎」

  よりも、むしろ 軽い「布基礎」のほうが良い。


素人の判断なので、適当に読み飛ばしてもらえればよいのですが、

どれも あり得るのではないか。調べてみると、布基礎よりも

べた基礎のほうが良い、とは必ずしも言えないようです。

多くのブロガーさんたちが書かれているように、一条工務店の場合、

標準は「布基礎」ですが、極めて 稀れ。 べた基礎を標準にしろ~

という声が多いように、べた基礎で まず 費用が増えます。

まぁ、安全・安心には替えられませんが、デメリットとして

布基礎よりも重くなるので、沈下しやすくなります。

不同沈下には効果があるとされますが、もし、基礎下に瓦礫などが

あると、そこが支点になって 梃子の原理で 不同沈下が一層進む

ということもあるようです。


ということですが、試験結果を見る限り、ベタ基礎を選択するのが

やはり普通なようです。

一条工務店で ベタ基礎が多い、ということは 一番手馴れている、

間違いが少ない、ということもあるかもしれません。

(続く?)

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