授業研究所

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秋の一日講座の様子3 (図工「絵画」「立体」)

2014-11-11 12:55:27 | 講座案内
アンケートでも講座の希望が多い「図工」。
図工は指導、そして評価について知りたいという意見が大変多い教科です。
そこで今回は、「指導」+「評価」という内容で大変好評をいただきました。


図工① 『絵画』山室光生先生(奈良美術教育の会)
「絵画」で大変なのは準備と片付け!
その負担を軽くする方法は、なんと『道具の使い方』

例えば、水差しに入れる水の量は、
 ・筆を洗う場所で「1cm」、水をつける場所は「5mm」
その理由を聞いて、参加者の皆さん納得!
これなら教室を汚さず、絵画の時間もじっくりとれそうです。

また、パレットの使い方は高学年でも難しいとのこと。低学年でも上手に使える使い方を教えてもらいました。

実践と評価
 ・筆の使い方
 ・躍動感のある絵画の指導の仕方
 ・評価の時、どこを見るか何を見るか
など
子どもも先生も自信を持って取り組める方法を教えていただきました。







図工② 『立体』 山室光生先生(奈良美術教育の会)
教材がなくてもできる、本当に身のまわりにある物を使った工作。
例えば講座で使った材料
 ・紙
 ・牛乳瓶のふた(もしくは、ペットボトルのふたと粘土)
 ・竹串

これなら、たくさん準備や用意をしなくて大丈夫ですね。
紙で作ったコマ、紙で作った車など
難しいことがなく、子どもの満足感を満たせる内容でした。








どちらの講座でも、山室先生が言われていた言葉は
「できるだけ、ぎりぎりまで手を貸さない」
でした。
自分で考え、工夫して完成させる。
その経験が、子どもが喜び、そして評価につながると思いました。
技術だけでなく、本当に大切なことを教えていただきました。



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