ヤシ科 コウリバヤシ属
自生地 東南アジア
幹の高さ 約6m
幹の太さ 約1m
葉柄の長さ 約6m
成長速度 遅い
耐乾性 中間
耐寒温度 12℃?
サイズ 巨大
コウリバヤシが最も巨大な掌状葉を展開するという記述が多いですが、この品種の葉柄が一番長くて、葉柄の長さと掌状葉の大きさは比例することが多いので、断定する自信はありませんが、この品種の掌状葉が最も巨大なのではないかという感じがします。同属中この品種だけは葉柄基部の幹への接着部が裂けません。同属中最も寒さに強いらしいですが、沖縄などの南洋諸島が限界と思われます。種子の大きさも同属中最も大きく、発根後は根が深く伸びます。幹が6mくらいに達すると開花し、開花結実完熟後はすべての養分を使い果たして枯死します。幹の頂部から巨大な花梗が伸び、成長点は花梗の基部で占領されてしまい、その後は新葉が展開できません。このような、打ち上げ花火のような一生一回型の開花をする品種は他にもあり、全植物中最も長い葉を展開するラフィアヤシ属の品種など、巨大な葉を展開する品種が多いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます