*** june typhoon tokyo ***

近況注意報 0607

■ 近況注意報 0607


 6月に入りました。衣替えの季節ですね。とはいえ、梅雨も始まったんだか始まってないんだか、蒸し暑いんだか涼しいんだか、何だか分からない気候が続いていますので、みなさん体調管理にはご注意を。
 そんなジューンブライドな水無月の、つれづれなるままのとりとめもない呟きを綴りたいと思いマスマティックス。


□ 0605

 会社帰りに下北沢に寄ってみた。地方出身の人(だけじゃないか)にとっては、古着などのファッションとかサブカルチャーだとか、洒落てる感じがするのにお高くないとか、結構ポジティヴなイメージが強い街だとは思いますが、個人的な感覚で言うと、相変わらず道がゴチャゴチャしていて見通しが悪い、という印象しかないのですが。まぁ、基本的に世田谷区はゴチャゴチャし過ぎだけれども。

 で、久しぶりに駅を降り立ってみたのですが、印象はあまり変わりませんでした。元来東京在住というか出身の人にとっては、まさにピンポイントに行きたい店や場所などがなければ、わざわざ下北沢まで行かないし。それは、下北沢に限ったことじゃないけれど。新宿、渋谷、池袋……そのあたりの近辺に住んでいたら、そこらへんで事足りてしまうからね。東京人(ここでは東京で生まれて長年住んでいるという意味)が、実はあんまり東京のスポットを知らないっていうのは、そこらへんにも理由があるんです。

 自分の家は、前は池袋周辺、その次は新宿周辺ということで、よくそれらのターミナル駅周辺でいい店教えてくれとか聞かれることが結構多かったりするんですが、実はあんまり知らないですよ。え、近いのに知らないの? って思うかもしれませんが、たとえば食事するところ一つにしたって、そのターミナル駅周辺まで来てしまったら、家に帰って食事作った方が断然いいに決まってますから。費用の面でもそうだし、気兼ねはないし。で、立ち寄らないことが多いから、必然的に店をチェックするという作業もないまま時が経っていくっていう訳です。東京っ子は、そういう人が多いと思いますよ。本来の東京人は意外とジミー大西、違った、地味なんですよ、はい。
 そう考えると、渋谷や六本木あたり、新宿や池袋もそうでしょうか、そのあたりの繁華街はもう東京であって東京でない、東京外生命体によって陥落させられたポリス=都市といえます。(苦笑) もうケバ過ぎてたまらない。

 あ、下北沢の話でしたっけ。いろいろブツクサ、七草、上井草言って来ましたけれども、近いうちに下北沢へカレーを食いに行こうと心に決めたりしている今日この頃稲垣吾郎、いまさらジロー梶井基次郎な野球狂。なのでした~Like A「きょうのわんこ」。
 
 

□ 0606

 猫も杓子も、猫足付きバスもジャグジーも“総選挙!総選挙!”と五月蝿いですね。生中継だって? もっとやらなきゃならないことがあるのでは。選挙とはいいながらも、まるでキャバクラ嬢へ貢いでナンバー1を決めるようなシステムなのもね。まぁ、厳密に言えば、現在の日本人が通常考える選挙とは異なる「一人一票」じゃない選挙も選挙の制度の一つとしてはあるから、間違いではないけれど。ただし、そういう選挙システムは“不平等選挙”といいますが。

 AKBはルックスがそれほどよくないのに(まぁ、篠田麻里子はカワイイとは思うけど)っていうのもありますが、それは蓼食う虫も好き好きなんでいいんだけども、それ以上に、圧倒的に楽曲がダメ過ぎる。ダメっていうのは、“同じようなものが多い”という意味。楽曲制作は作詞はもちろん秋元康が担当するのですが、作曲はプロデューサーの秋元康が作曲陣に対してイメージを伝えて作ってこさせて、そこであれがいいこれがいまいちとかやって決めていくのだとか。
 だから、こういっちゃなんだけども、作曲に関して専門家でない秋元が最終決定の権限を持っているため、曲とくにメロディ・ラインが似通ったものを多く選定する傾向にあるようで、それが“ザ・金太郎飴AKBヴァージョン”ともいえるつまらない楽曲の大量生産へとなっているような気がします。もちろん、全曲聴いた訳ではないし、カップリングなどには「これは悪くないゾ」というのもあるけれど、そういう発見以上に、駄曲(というか類似曲、マリオじゃなくてルイージ曲)の羅列が氾濫しているので、純粋に音楽性では首を縦に振ることがない訳です。

 ただ、秋元康の功罪として、そんなに可愛くない、いや寧ろ、ブサイクなんじゃ?(あ、自分のことを棚に上げて、本当にすみません)と思わせる女子たちでもアイドルとして立派にやっていけるんだっていうモデルを構築したという意味では、優れたプロデューサーだと認めざるを得ませんが。それは、あたかも、歌唱力があまりない、いや寧ろヘタクソだっていう人物をヴォーカリストにしてもヒットを飛ばすことが出来るんだというモデルを構築した小室哲哉と似ている気もします。

 って、一番のド素人がナマ言ってすみませんでした。

 AKBのメンバーたち個人は悪くないとは思うし、見えないところで努力もしているはずだろうけど。

 ただ、こういうのを見ちゃうとなー。本当に廃棄したかどうかは判らないけどもさ。彼女ら関連のことに思い入れも興味もなくなる以上に不快感が芽生えそうな……。

Akb

 それこそ、ダウンロードなどほとんどしないで、それほど売れないであろうインディ輸入盤などを見つけてはコツコツ買っている身としてはね。
 
 

□ 0607

 当初はMONDAY満ちるのライヴへ行こうと予定していたのですが、昨今の経済不況の影響もあって……ってすみません、単純に自分のフトコロがお寂しい状況というだけDEATH……で、泣く泣く取りやめることに。ウェーン、ウェーン。

 ところで、直近のマンスリーチャートを見ていたりすると、上位はベスト盤やらシングル集やらカヴァー集やらコンピなどばっかりで、オリジナル作の出番がほとんどないですね。今の音楽シーンじゃ冒険もなかなか出来ないのかもしれないけど、そういうときこそオリジナルでチャレンジして欲しいなぁ。もちろん、そう容易にいかないことは百も千も昌夫も金隠しも承知ですけども。

 そのマンスリーのアルバムはミスチルの同時リリースのベストのワン・ツー、どん! じゃなくて、ワン・ツー・フィニッシュだったみたいです。

 そのベスト盤の一つにも収録されている「エソラ」っていう、東京メトロ関連会社が運営する池袋駅の商業施設の名前にそっくりの曲があるんですが。ヒネクレ度もそれほどないキラメキ&トキメキ度が比較的高い楽曲なんですけど、何故だか気になってたんですよ。ずっと。アルバム『SUPERMARKET FANTASY』に入ってるんですが、それを聴いた時から。



 で、もう一度聴いたら、何で自分がこの曲に引っかかりを覚えるのかが解かりました。コーラス(=サビ)前のインスト・フック(プレ・コーラスとでもいいましょうか)からコーラスへのトキメキと心弾む華やかなメロディ・ラインと展開は、まさにミスチル版「君の瞳に恋してる」(“CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU”)なんですな。わざわざホーンを入れるあたりなんて絶対そう。って、ファンなら周知の事実なのかもしれないけども。
 いやー、これでスッキリしたような気がする。あのサビ前は桜井が“マジック”をかけたに違いない。粋なことやりやがるぜ、桜井のヤツ。ちくしょう、たぶん、生まれ年が一緒なのに(学年は桜井のが1つ上)、この差はなんなんだ。(あれ、話が別な方向へ向かっております……) そしたら、桜井からさらに5つばかり上を行くB'zの稲葉なんて、やっぱりバケモノじゃないか……ちくしょう、ちくしょう。世の中平等じゃないんだな! 了解した!

 という、まとまりがないところでね。グダグダな話を終わろうかな、と。
 


… 
 
  
 
 
 


 

 以上です、キャップ。



 
 


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