皇后雅子さまが蚕に餌やり
毎日新聞 2020年5月29日 19時43分(最終更新 5月29日 19時44分
 蚕に桑の葉を与える「給桑」の作業に臨まれる皇后雅子さま=皇居・紅葉山御養蚕所で2020年5月29日(宮内庁提供)
皇后雅子さまは29日、皇居・紅葉山御養蚕所で、蚕に餌となる桑の葉を与える「給桑(きゅうそう)」の作業をされた。
皇后さまは担当職員から生育状況などについて説明を受け、8~9センチに育った蚕の上に桑の葉を丁寧に置いていった。職員に「食べるのにどのくらいかかりますか」などと尋ねていた。
皇室の養蚕は明治時代から代々の皇后が受け継いできた。例年は4種類の蚕を育てているが、今年は新型コロナウイルスの感染防止の観点から作業人員を減らしており、純国産種「小石丸」のみを育てている。【和田武士】
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