ジャーナリズムJournalism

マスコミが報道しない真実は。。

「世界無責任企業賞」、東電は2位(本当は1位?)

2013-07-06 | 原発


世界無責任な企業ランキングで、東京電力は2位に。

2012年01月11日

 

 

環境や人権を軽んじた無責任な企業に与えられる「パブリックアイ・アワード2012」の投票が始まりました。現段階で6社ノミネート

 現在1位.東京電力
 
東京電力はコスト削減の為、原子力発電所の安全構築を怠り2011/3/11の東日本大震災で福島原発で放射性物質漏れを起こす大事故となった。更に、緊急時にもかかわらず事故後の対応の悪さ。事実の隠蔽や情報提供の遅延等も報じられている。
 
現在2位.Samsung
 
サムスン半導体製造工場にて1級の発癌物質ベンゼンを使用し、工場の労働者約150人白血病と診断され、内約50人もの労働者が死亡している。この事件で、明確な証拠があるにも関わらず、サムスンは事件を否定。
 
現在3位.Barclays
 
ヨーロッパで最大規模の投資会社として知られるバークレイズ2010年の後半から大量に食料取引を行い、食料価格が高騰。約44万人もの人々が、食料価格高騰に伴い極度の貧困に追い込まれました。
 
現在4位.VALE
 
約70年も続く世界最大規模の鉱山、鋼鉄、鉄道、ダム建設会社。だが、実状は無駄に自然を伐採したり非人道的な労働条件で労働者達を働かせていました。。
 
現在5位.Syngenta
 
世界最大級の農薬生産会社ですが、禁止されているにも関わらず害をもたらす農薬を開発し提供し続けていました。
 
現在6位.FREEPORT MCMORAN
 
アリゾナにベースを置く鉱山会社。鉱山の廃棄物で汚染された労働環境の中、労働者達はストライキを起こします。しかしこの会社は労働環境を変える事もせず、ストライキを起こした労働者の家2名を警察に射殺させるなど、恐怖によって労働者を縛りつけていました。
 

最終的な結果、東京電力は世界2位の無責任会社という烙印を押されてしまいました。
 
---------------------

「世界最悪企業賞」、東電は2位――スティグリッツ教授も「企業はCSRの徹底を」
 

 

ノーベル経済学賞の受賞者であるジョセフ・スティグリッツ教授
 
世界で最も社会的に無責任な企業を選ぶ「パブリック・アイ・アワード(the Public Eye Awards)」(通称:世界最悪企業賞)の結果が1月27日、スイス・ダボスで開かれている「世界経済フォーラム」年次総会の会場で発表された。
 
この不名誉な賞を受賞したのは、ヴァーレ社(ブラジル)。総投票数88766票のうち、25041票を獲得した。同社は、世界第2位の採鉱会社で、世界最大の鉄鉱石の生産業者だ。同社は過去60年間、人権侵害と自然破壊を繰り返して行なってきた。
 
同社が、アマゾンの熱帯雨林の中心部に建設中のベロ・モンテ・ダムが完成すれば、約4万人の現地住民が強制避難を強いられ、生態系にも深刻な影響をもたらすことを理由にノミネートされていた。
 
この賞は、誰でもインターネットで投票できるシステムで、東京電力は、24245票で2位になった。東電は今年の投票レースでずっとトップを走っていたが、投票直前になってヴァーレ票が急追し、結局2位になった。この経緯について「何らかの組織票が動いたのではないか」と指摘する声もある。3位には19014票のサムスン社(韓国)が続いた。
 
企画・運営を手がけたNGOベルン・デクラレーションのフランソワ・マイエンバーグ氏は「毎年、この賞にノミネートされる企業による人権侵害や環境破壊は到底、看過できない。私たちは、人権団体、環境団体など50団体が構成する『国境なき正義』同盟の関係者と力をあわせ、企業が社会的責任を遵守するように政府に訴えていく」と語った。
 
特別ゲストとして招かれたノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ教授は「この危機的状況を乗り越えるために重要なことは2つある。まずは、政府が様々な社会問題に規制を設けることだ」と指摘した。
 
「もう1つは、企業も個人も『自己利益』に対する考えを拡大する必要がある。『持つ者』と『持たざる者』の経済格差を是正しなければ、この社会は崩壊してしまう。それには、企業が社会的責任を果たすことが不可欠だ」と語り、世界の現状に対し強い警鐘を鳴らした。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)
http://www.alterna.co.jp/8186



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。