全国畜産縦断いきいきネットワーク

全国の畜産に携わる多くの女性たちが畜種を越えて集まり、より魅力ある畜産の実現を目指した女性たちのネットワークです。

宮崎県での口蹄疫発生に伴う支援金の送付について

2010年06月14日 | ネットワーク紹介
                           
             支援金の送付について(報告)

 過日、ご支援いただきました口蹄疫に関連する支援金は、6月14日現在、126名の方々からご支援いただき、支援金総額は1,200,000円となりました。ご協力に心より感謝申し上げます。
 
 皆様からいただいた支援金は、宮崎県畜産協会と協議いたしまして、宮崎県下会員の方4名にお贈りすることといたしました。
 
 現在のところ、口蹄疫の発生が続いておりますが、一日も早い清浄化が達成され、畜産経営を再開されますよう、ご祈念申し上げております。

平成22年6月14日
                   全国畜産縦断いきいきネットワーク
                          会長 那須 眞理子

口蹄疫に関する支援金のお知らせ

2010年05月19日 | ネットワーク紹介

 宮崎県の⼝蹄疫にかかる罹災農家への支援⾦の募集についてお知らせです。
 
 10 年ぶりに発⽣いたしました宮崎県下の⼝蹄疫につきましては、未曾有の事態となっております。⼀刻も早い終息を願っているところでございますが、この間の⽣産者をはじめとした畜産関係者各位のご⼼労は計り知れないものがあると推察されます。
 
 なかでも⼝蹄疫が発⽣した地域においては、殺処分や埋却の作業など、肉体的にも精神的にも不安で過酷な⽇々を過ごされております。
 
 また、発⽣地域の周辺の畜産経営におかれても移動制限区域の設定や搬出制限区域の設定、家畜市場の開催中⽌などの措置が取られており、⽇々の経営への負担は極限に達しているものと推察されます。
 
 これらの方々に、励ましとお⾒舞いを申し上げるとともに、同じ畜産に携わるものとして、何らかの形で気持ちをお届けしたいと考えております。
 
 つきましては、この趣旨をご理解いただくとともに、別記のとおり募⾦を⾏いますので、応分のご協⼒をお願い申し上げます。
 
 なお、会員の皆様の知⼈の方、ご友⼈の方々にもご賛同いただけましたら幸いです。

【支援⾦募集内容】
1.募⾦の額 1⼝ 3,000円(1⼝以上でお願いします)

2.募集期限 平成22 年5 ⽉31 ⽇(⽉)

3.送⾦方法 下記⼝座にお振り込みをお願いいたします。

【銀⾏】 ①三菱東京UFJ銀⾏ ⻁ノ門支店
      普通預⾦⼝座 2917569
    
     ②⼝座名義 畜産⼥性ネットワーク
          (チクサンジョセイネットワーク)

【郵便局】①神⽥郵便局 郵便振替00120-5-543388
     
②⼝座名義 全国畜産縦断いきいきネットワーク

※郵便局よりお振込みの際は、振込用紙の通信欄に「⼝蹄疫支援⾦」
と明記下さいますようお願い申し上げます。

4.募⾦の引き渡し先
宮崎県畜産協会

                          【本件のお問合わせ】
全国畜産縦断いきいきネットワーク事務局
⻄銘・安齋
TEL:03-6206-0842
FAX:03-5289-0890

平成22年度大会開催日(当初の予定:6/30)の延期について

2010年05月07日 | ネットワーク紹介
平成22年度全国畜産縦断いきいきネットワーク大会について、当初の予定では6/30(水)の開催を予定しておりましたが、現在、宮崎県で発生しております口蹄疫の影響を考慮し、本会の理事の皆さんと事務局にて協議し、大会開催日を延期することといたしましたので、会員の皆様にお知らせいたします。

平成22年5月7日

                  全国畜産縦断いきいきネットワーク事務局

「行政担当者との意見交換会in愛知」の開催は盛会裡に!

2010年01月28日 | ネットワーク紹介
平成22年1月19日(火)、東海農政局ご協力のもと愛知県名古屋市の会場にて、総勢40名のご出席を頂き、「行政ご担当者との意見交換会in愛知」を開催いたしました。意見交換は以下の3つのテーマに沿って行い、食育関係のDVD「みんなで考えよう!大切な命と食べ物」を鑑賞しました。
 
開催に際しまして、ご協力いただきました東海農政局ご担当の皆さまをはじめ、ご参加頂きました会員他の皆さま、また関係団体の皆さま、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 □意見交換のテーマ
  ①農政局の組織や役割について
  ②食育への支援について
  ③後継者の育成について

 ※当日の意見交換会の議事内容は、現在事務局にて取りまとめ中です。
  議事録が完成しましたら、会員他、関係団体の皆さまにお送りいたしますの
  で、今しばらくお待ちください。
  
 

「行政担当者との意見交換会in愛知」を開催します!

2009年12月28日 | ネットワーク紹介
「行政担当者との意見交換会in愛知」を開催します!

 政権交代により個別所得補償制度導入等のマニュフェストへの対応が現実味を帯びてきました。畜産行政は今後どのように展開するのか、そしてわたくしたちが日ごろ考えている畜産への思いはどこまで実現できるのだろうか。山積する畜産の課題の中で、少しでも課題を解決するために、東海農政局の畜産・消費者行政ご担当者との意見交換会を、下記の日程で開催します。会員皆様と多くのお友達のご参加を期待しております。東海・近畿地区の会員を中心とさせていただきますが、他の地域の方々でも参加可能です。
                  

開催日時
  平成22年1月19日(火)13:30~17:00
開催場所
  (財)桜華会館 本館3階「竹の間」
    名古屋市中区三の丸1-7-2
開催テーマ
@意見交換会
  ・農政局の組織や役割等について
  ・後継者の育成について
  ・食育への支援について
@DVD鑑賞
  ・「みんなで考えよう!大切な命と食べ物」

参加費用
  1,000円(ネットワーク~提供する資料代)

 ※懇親会を会費制で開催します。実費を当日申し受けます。 
以上

200912.01~12.02開催!神奈川県:葉山での楽しい研修会の報告で~す!!

2009年12月25日 | ネットワーク紹介
12月1日、懸案の 「若手後継者・担い手育成の研修会」を開催しました。基本プランは、会員の神奈川県・三留さんの手塩にかけた肥育牛が芝浦市場に出荷されるのを機会に、芝浦市場でセリの様子を見学するとともに、神奈川県に移動して、後継者の確保対策や若手経営者の悩みを十分話し合うこと、翌日には三留さんの経営と会員の安田さんの鶏卵の直売所、仲間の関口さんのアイスクリーム製造・直売所等を訪問して勉強するという計画。
 12月1日(火)
○芝浦食肉市場にて
 通勤客が早足で通り過ぎていく品川駅前に、会員やそのお友達、事務局合わせて全参加者数24名のうち14名が時間通り全員集合しました。午前9時。
 徒歩で芝浦市場に向かう。こんな駅前の繁華なところに食肉市場があるのは想像もできないが、昔を知っているOBに聞くと、「ウスくらい地下道をくぐって地上に出ると品川駅東口で、昔はJRの操車場に沿って市場まで歩いたもんだ」。当時のイメージは全くないとのこと。
 市場につくと、案内を受けてエレベータで9階の会議室に。ここで白衣をお借りして長靴にはきかえ、市場内を通ってセリ場へ。本日の上場頭数は600頭超、目的の三留さんの出荷牛は400番台とのことで、多少の時間がある。懸垂された枝肉が次々にセリに掛けられる。1頭当たり1分くらいだろうか。仙台牛などの名産地からの出荷もある。黒毛和牛だけでなく交雑種もある。買参の方々に聞くと、このところ相場は「芳しくない」。年の暮れ需要の仕入れに入っているはずなのに、不景気の影響かな。
 でも、さすがにブランド牛になると2000円を超えたところから台付されセリが始まって、次々にセリ落とされていく。三留さんの出荷牛もブランド牛としての扱い。セリ値もまあまあだった様子。
 ついで、「お肉の情報館」の講堂に戻り市場に上場するまでのと畜からセリまでのビデオを見せていただく。出荷からセリまでの流れがわかりやすく、よく理解できた。


市場へのお礼もそこそこに、品川駅に戻って、湘南線に飛び乗り、車中で昼食をとりながら、本日の次なる会場の「湘南国際村」へ向かう。
○研修第2弾・「湘南国際村」にて 基調報告
まず、三留さんから葉山牛について、ブランド確立までのご苦労話をお話しいただいた。
三留さんは肉用牛を飼い始めて40年。今でこそ「葉山牛」はブランドを獲得しているが、その苦労は大きかった。でも結論から言うと、「努力した甲斐があった」とのこと。いくつかの要因があるが、三留さんは、①行政とのつながりがスムーズにいったこと、②消費地が近く、量が少ないことから希少価値があること、③「葉山」という土地柄の持つ高級イメージを活用できたこと等を挙げて、さらに④宣伝のためには消費者に直接アピールするため、牛舎を開放してきたこと、⑤飼料も濃厚飼料・ワラのほかに、豆腐粕、ビール粕を利用するが、とくに腐敗防止のためにお酢を利用していることなどを明かしていただいた。
また、この飼料を給与するとアクの出にくい、さっぱりした脂身ができるということだ。三留さんの生産牛は地元の周辺のレストランを中心に約60店舗で扱ってくれているとのこと。
 後継者の育成・確保については、三留さんのお嬢さん(本会会員)が最近結婚され、後継者として経営に参加しておられるが、「特段に意識していなかった。1日の作業分担を明確にして、きっちり責任を持たせることが大切」とアドバイス。
○課題発表
 参加された後継者世代、親世代でそれぞれの立場で意見が出された。
 後継者世代からは「家族で分業して経営しているが、忙しさのあまり家族内の意思疎通がおろそかになり、小さなトラブルが続いた」そこで「毎朝、時間を決めて家族会議を開いてどんなに小さなことでも疑問や意見を出す」こととした。この結果、「トラブルも減り、今では気持ちよく働いている」という、体験発表もあった。
 同時に、今後の方向としては、畜産の楽しさ、苦しさ、やりがい等のPRの必要性が強調された。


○懇親会
 以上のようなことが話し合われた後、楽しい懇親会に移り、夜更けまでお互いの近況や対応について意見交換した。

12月2日(第2日目)
 今日は、先輩の経営を見せてもらい、勉強する。
○安田養鶏場
 現在約1万羽飼養。ご家族で分業しており、敷地内には住まいのほか、丘の上には鶏舎、鶏糞等を活用しての有機野菜栽培と卵の直売所がある。横須賀市の市街地にあるが、直売所は午前9時に開店、車で来店される方が多く、野菜と卵を求めて午前中には品切れするほどという。
 販売ではこの直売のほかに、近隣のレストランと契約し、有機野菜と卵をおさめているほか、卵を10個、20個、30個という単位でも販売、宅配もしているという。こまめな対応によって、都市近郊でも畜産が成り立つことを教えていただき、大変参考になった。

○関口牧場
 現在、30頭を搾る酪農家。ほか肥育牛10頭、繁殖牛3頭飼養している。近くの生産者は肉用牛に移ってしまい、酪農は関口さんのところのみという。近くの幼稚園や小学校に子供たちとの交流をきっかけに、アイスクリーム製造を始め、今では直売店を中心にしている。インターネットやホームページは持っておらず、もっぱら口コミでお客さん同士のブログで知られるようになった。労力は関口さんご夫妻と従業員1名の3名で、現在はジャージー牛の肉販売も手がけるようになった。周囲の環境から規模拡大は難しいようだが、市街地での様々な工夫で畜産経営が行えるという、素晴らしい事例ととらえることができよう。

○三留牧場
 最後は、昨日からお世話になっている、三留牧場。肉用牛は現在、約180頭。葉山牛の主力牧場として活躍されているのは前述の通り。古電柱を利用した旧牛舎や新築した牛舎、たい肥舎などを見学した。前の日、話していただいた豆腐粕にお酢を混ぜる技術に参加の方々の興味が集中し、ついに実演してもらうことになった。研修生は熱心にメモを取っていた。また、試験的に始めたという繁殖牛舎にも連れて行っていただき、研修生の一人は、居残って、餌やりの実習まで行ったとか。

以上、簡単に今回の研修を報告したが、参加された方々は一つでも多くを学んで帰ろうという意欲に満ちていた。

 参加の皆さん、見学先などお世話いただいた多くの方々、三留さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 次回、このような機会がありましたら、またご参加ください。次はあなたの番ですよ。 

平成21年度第2回理事会を開催しました。

2009年10月05日 | ネットワーク紹介
平成21年度第2回理事会を開催しました。
9月14日、理事10名のご出席を得て、平成21年度第2回目の理事会を開催しました。今回の理事会では、6月に開催した21年度大会の活動計画を踏まえて、ホームページの拡充や「いきいき通信」の3回の発行、研修会の情報収集など、具体的な取り組みについて報告し、確認いたしました。主な項目は下記のとおりです。
1.いきいき通信の発行
  3回の発行すること。会員各位に原稿の執筆をお願いすることといたしました。指名された方々にはご協力をお願いします。
2.事務局通信の発行
  事務局通信の送付手段を、電子メールの可能な方にはメール便としてお送りすることとし、発送の手間を省力することとしました。ご協力をお願いします。
3.ホームページによる情報提供
  ブログをより活用することとしました。
4.研修会や消費者との交流
  中央畜産会や他の団体が開催する研修会等へ会員各位が参加可能なものについては極力情報提供することとします。情報提供とともに、参加のご協力お願いします。
5.若手の育成事業
  なかなか有効な方法がありません。後継者の方々との交流会を開催することとします。ご協力をお願いします。また、若手同士の通信と情報交換のために「mixi」を活用することとしました。手始めに理事の方々で使い方の研修をすることにしました。
6.行政との意見交換
  今年は東海農政局の畜産関係担当官との交換会を、平成22年1月に行うことに決定しました。ご参加をお願いいたします。
7.平成22年度大会について
  昨年と同様に、実行委員会を設けて計画することといたしました。日にちは平成22年6月30日(水)です。場所は、例年のパストラルが利用できないため、東京近郊を含めて追ってお知らせします。予定に組み入れてください。

理事会開催中

2009年09月14日 | ネットワーク紹介
本日は中央畜産会会議室にて、全国から集まった理事で今年度第二回の理事会をやってます。

総会で決まった今年度活動方針の具体化と、来年度の総会の開催場所などについて、いつもながらの熱い議論が続き、なかなか議事が進みませんっ!

畠中五恵子@福岡(採卵鶏・いきいきネットワーク理事)

平成21年度全国大会開催!

2009年06月30日 | ネットワーク紹介
「いまこそチャンス!国産の安心安全、食の未来!」

というテーマで、6月30日、今年度の全国大会が虎ノ門パストラルで開催されました。

全国から集まった畜産女性の元気とパワーが炸裂した、明るく前向きな大会でした。

来年も絶対集まろうね♪と来年の再会を誓い合って、みんなまた全国の畜産現場に戻って行きました。

畠中五恵子@福岡(採卵鶏・いきいきネットワーク理事)

「行政ご担当者との意見交換会in埼玉」の開催案内です。

2009年01月06日 | ネットワーク紹介
平成21年1月29日(木)に開催予定の「行政ご担当者との意見交換会in岡山」に引き続き、関東農政局と全国畜産縦断いきいきネットワークとの「行政ご担当者との意見交換会in埼玉」が2月13日(金)関東農政局内会議室において開催されます!関東ブロックの会員の方、また近隣の会員の皆様、ぜひお友達をお誘いいただきご参加ください!
心よりお待ちしております!参加者募集中ですので、参加ご希望の方は事務局までご連絡ください!
詳細は下記のとおりです。

全国畜産縦断いきいきネットワーク
「行政ご担当者との意見交換会in埼玉」開催要領

1 目 的
 全国畜産縦断いきいきネットワークの会員が、日頃から考えていること、畜産に携わっていて感じていることを直接畜産行政等の担当者の方々と意見を交換し、畜産に関連する知識や認識を向上させることにより自己啓発するとともに、わが国の畜産業の発展に資する。

2 開催時期
   平成21年2月13日(金)14:30~17:45(終了予定)

3 開催場所
   さいたま新都心合同庁舎検査棟 7階共用会議室2
    住所:埼玉県さいたま市中央区新都心2-1

 ≪交通アクセス≫
  JR京浜東北線・高崎線・宇都宮線
  さいたま新都心駅下車
  JR埼京線北与野町駅下車

4 当日のスケジュール
  14:30       開 会
  14:40~      出席者紹介・意見交換
  16:20~16:35 休 憩
  16:35~      意見交換
  17:45       閉 会

5 テーマ(以下のテーマを予定)
  ・「畜産経営の支援対策等に関して」
  ・「食糧自給率向上対策について」
  ・「後継者の育成について」

6 参加費:1,000円(資料代等)

 ※会員の皆様のご参加をお待ちしております。宜しくお願い致します!