縄文学塾

縄文人に学ぶ持続可能な社会を発信します。

考古学研究者に物申す。

2015-08-06 13:09:58 | レボート
注口土器は茶器ではない。
出土縄文土器全体の数%しか出ていない秘器。
小型土器の横腹に直径2センチ程の円筒を差し込んだもので、付け根も同じ系である。内部も茶器の急須のような構造になっていない。当然、取っ手は付いていない。試しに水を入れ注ぐと、量が多いと土器の上部から溢れ、注ぎ口の外側に伝わり落ちる。少ない水だと傾けても筒より底の水は溜まったままだ。注ぎ口が摩耗していることから咥えて飲んだ?との説もあるが・・・・。
そもそも茶の文化は奈良~平安時代以降で、現在の煎茶と急須は江戸時代後期だ。
土偶は妊娠した女性像と云われ、安産と豊穣を願ったものである。土器も母胎をイメージしたものがある。
私見だが、男性器を子宮に挿入した形状を考える。注ぎ口の摩耗は口技し、気を母胎に送り込む秘技とみたい。或いは、注ぎ口を自らの膣に挿入し、受胎を促す行為も考えられる。
男魂の石棒も崇拝していたが、用いての自慰は抵抗あると考える。
考古学研究者の「名付け」を再考されたい。「注口土器」→「合一土器」を提唱する。


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