徒然なる写真日記

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2024「足尾銅山記念館」建設

2024-04-30 01:25:58 | 足尾/足尾銅山
2024 4/5 栃木県日光市足尾町掛水

桐生からの帰り道、足尾の町中を通り、渡良瀬のエリアまで来ると、掛水倶楽部の前に建設中の建物を発見

古河三水会理事会社が共同で設立した一般社団法人古河市兵衛記念センター(2022年11月18日設立)が、1912年に竣工しその後移築・解体された当社旧足尾鉱業所を、往時の場所に「足尾銅山記念館」として復元する建設工事に着工することとなりました

「足尾銅山記念館」建設概要
建設予定地 栃木県日光市足尾町掛水地内(当社社有地)
2. 建築主 一般社団法人古河市兵衛記念センター
3. 工期予定 2023年3月~2025年3月   開館予定 2025年5月


一般社団法人古河市兵衛記念センターによる「足尾銅山記念館」建設の背景と目的
古河グループは、2025年に創業150 周年を迎えます。明治初期、小野組の解散処理に伴い無一文から再出発した古河市兵衛が、1875年、草倉銅山(新潟県)の経営に乗り出した時を発祥としています。その後、1877年に経営を始めた足尾銅山(栃木県)は、明治工業史に特筆される技術革新を行うことで、日本一の産銅量を誇るまでに発展し、我が国の産業発展に貢献する一方、古河グループ発展の原動力の役割を果たしました


足尾は、市兵衛の創業の精神を象徴する地であり、古河グループの礎を築いた地でもあります。古河グループ創業150 周年を迎えるに当たり、先達の産業興国の志に敬意を表すとともに、国民生活を支える社会インフラの整備に貢献してきた証として、市兵衛の鉱山事業に対する「進業専一」を象徴する、辰野葛西建築事務所(辰野金吾氏と葛西萬司氏の共同事務所)が設計に携わった「足尾鉱業所」(1912年竣工)を、往時の場所に「足尾銅山記念館」として、一般社団法人古河市兵衛記念センターにより復元建設されることとなりました。


足尾銅山の歴史を伝える施設としては現在、足尾地域の旧スケートセンター跡地に地元住民らが中心となって立ち上げ、2019年に古河機械金属が運営を引き継いだ歴史館がある。


足尾銅山閉山から50年 記念館は木造2階建て、延べ面積約1245平方メートル

足尾鉱業事務所 大正時代の写真 


大正10年、解体中の足尾鉱山事務所。売却価格は5万5000円で、当時の足利町庁舎として再利用されたが、昭和40年台になって取り壊されている 鉱業所跡地はテニスコートなどとして使われていた。  ー足尾銅山 小野崎一徳写真帖より


大正7年 足尾鉱業所事務所と、社長来社時の仮装行列  ー同上




現在の渡良瀬橋  川の水は清らかだ


旧銅山渡良瀬鉱山社宅 入居者がいなくなって久しい  過疎化が進む







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