日本では春が訪れる時期の気候を三寒四温と言いますが、こちらストックホルムもほぼ似たような状態です。今日は市内では日中の気温が15度にまで上がり、最近までの寒さで縮こまっていた春一番の可憐な花スノードロップも、ようやく頭を持ち上げました。明日も朝の最低気温が4度で日中は9度くらいまで上がりそうなので、とりあえず暖かさが続くようですが、春の気候は油断がなりません。先週は朝の出勤時の気温が毎日零下5度とか6度でしたが、こういう気温がぶり返さないという保証はないのです。
昨日はスウェーデン人の友人の60歳の誕生日パーティに招待されていました。モルドヴァ出身の私の友人のご主人なのですが、彼らが最近引っ越したアパートの住人が共同で所有する多目的室があって、そこで手作りのパーティでした。友人たちがみんな何か食べ物を持ち寄ったのです。私は友人からのリクエストで、春雨の中華風サラダを作って持って行くことになっていました。最近着物を真面目に着始めた私は、お祝いの集まりなので赤い鮫小紋の着物に、母が若い頃に使っていた作り帯を締めて出かけました。実は着物は着崩れてくるし、帯の締め方もちょっと変で、帯揚げは本当は帯からあまりはみ出していない方がいいのに、いくら帯の中に詰め込んでも上がってきてしまって、とても変だったのですが、幸い日本人は私一人だけ。誰も私の着物の着方がちょっと変だなどとはわかりません。「素敵ね」とか「エレガントね」などと言われて喜んでいて、着付けがなかなか上達しない私です。上の写真に写っているのは、みんなロシア語を話す友人たち。私には東欧出身の親しい友人が多いのです。
さて前回の投稿で、最近はよく映画を見ていることをお伝えしましたが、その後も週末には続けて映画を見に行きました。一本はダイアン・クルーガーの「女は二度決断する」。これは実に重い映画でしたが、良い映画だと思いました。ダイアン・クルーガーがとても良い演技をしていました。これから見ようと思っている人がいるといけないので詳しいことは書きませんが、お勧めの映画です。
その翌週、復活祭の月曜日に見に行ったのが「マグダラのマリア」。この映画は復活祭の連休の間に見ようと取っておいたのでした。こちらは特に熱心に勧めたいと思う映画ではありませんでした。今年はユダヤ教の過越の祭とキリスト教の復活祭が同時期になったのですが、私は過越の祭の方により強い興味があります。この映画を見て、キリストを磔にしたのはローマ人なのに、ローマがカトリックの本家本元みたいになってるなんてすごい歴史の変遷だなどと考え始め、少し真面目に旧約聖書でも読もうと、以前アマゾンからKindle版で買ってあった旧約聖書を読み始めました。するととにかく様々な人物が出てきて、その多さといったらロシア文学の比ではなく、誰が誰の息子さんで誰と結婚して何という名前の子供が生まれたのかなど、ちょっと油断をすると関係が全然わからなくなってしまいます。でも読み物としては面白いですね。
割と最近、Facebookで青年海外協力隊OBOGのグループというのに加えていただいたのですが、このメンバーが2000人を超えたのだそうですね。そしてつい昨日のこと、あるインドネシアの看護隊員OGが投稿してらして、昭和63年1次隊と自己紹介されていました。私も同じ隊次なのですが、私たちは訓練所が違ったので(彼女は駒ヶ根で私は今は無くなってしまった広尾)会うことがなかった旨コメントを書いたら、そこから対話が始まり、なんと今年の夏私が帰国する時に会おうということに。車で成田まで迎えに来てくださるという申し出までいただいて、なんだか一度も会ったことがない人のような感じがしません。面白いですね。
今年も桜の季節に帰国できず、職場が引っ越しをするために秋の紅葉の時期にも帰国できないので、暑くて蒸し蒸しする夏に帰国予定です。桜の時期には毎年すごいホームシックになり、今年は特にそれがひどくて、桜が咲いている1週間は毎日人知れず涙ぐんでいました。桜の季節が終わったらそれも無くなりました。こちらにも桜があり、毎年日本人会が桜祭りを行うのですが、ソメイヨシノではありません。やはりソメイヨシノが一番恋しいですね。
昨日はスウェーデン人の友人の60歳の誕生日パーティに招待されていました。モルドヴァ出身の私の友人のご主人なのですが、彼らが最近引っ越したアパートの住人が共同で所有する多目的室があって、そこで手作りのパーティでした。友人たちがみんな何か食べ物を持ち寄ったのです。私は友人からのリクエストで、春雨の中華風サラダを作って持って行くことになっていました。最近着物を真面目に着始めた私は、お祝いの集まりなので赤い鮫小紋の着物に、母が若い頃に使っていた作り帯を締めて出かけました。実は着物は着崩れてくるし、帯の締め方もちょっと変で、帯揚げは本当は帯からあまりはみ出していない方がいいのに、いくら帯の中に詰め込んでも上がってきてしまって、とても変だったのですが、幸い日本人は私一人だけ。誰も私の着物の着方がちょっと変だなどとはわかりません。「素敵ね」とか「エレガントね」などと言われて喜んでいて、着付けがなかなか上達しない私です。上の写真に写っているのは、みんなロシア語を話す友人たち。私には東欧出身の親しい友人が多いのです。
さて前回の投稿で、最近はよく映画を見ていることをお伝えしましたが、その後も週末には続けて映画を見に行きました。一本はダイアン・クルーガーの「女は二度決断する」。これは実に重い映画でしたが、良い映画だと思いました。ダイアン・クルーガーがとても良い演技をしていました。これから見ようと思っている人がいるといけないので詳しいことは書きませんが、お勧めの映画です。
その翌週、復活祭の月曜日に見に行ったのが「マグダラのマリア」。この映画は復活祭の連休の間に見ようと取っておいたのでした。こちらは特に熱心に勧めたいと思う映画ではありませんでした。今年はユダヤ教の過越の祭とキリスト教の復活祭が同時期になったのですが、私は過越の祭の方により強い興味があります。この映画を見て、キリストを磔にしたのはローマ人なのに、ローマがカトリックの本家本元みたいになってるなんてすごい歴史の変遷だなどと考え始め、少し真面目に旧約聖書でも読もうと、以前アマゾンからKindle版で買ってあった旧約聖書を読み始めました。するととにかく様々な人物が出てきて、その多さといったらロシア文学の比ではなく、誰が誰の息子さんで誰と結婚して何という名前の子供が生まれたのかなど、ちょっと油断をすると関係が全然わからなくなってしまいます。でも読み物としては面白いですね。
割と最近、Facebookで青年海外協力隊OBOGのグループというのに加えていただいたのですが、このメンバーが2000人を超えたのだそうですね。そしてつい昨日のこと、あるインドネシアの看護隊員OGが投稿してらして、昭和63年1次隊と自己紹介されていました。私も同じ隊次なのですが、私たちは訓練所が違ったので(彼女は駒ヶ根で私は今は無くなってしまった広尾)会うことがなかった旨コメントを書いたら、そこから対話が始まり、なんと今年の夏私が帰国する時に会おうということに。車で成田まで迎えに来てくださるという申し出までいただいて、なんだか一度も会ったことがない人のような感じがしません。面白いですね。
今年も桜の季節に帰国できず、職場が引っ越しをするために秋の紅葉の時期にも帰国できないので、暑くて蒸し蒸しする夏に帰国予定です。桜の時期には毎年すごいホームシックになり、今年は特にそれがひどくて、桜が咲いている1週間は毎日人知れず涙ぐんでいました。桜の季節が終わったらそれも無くなりました。こちらにも桜があり、毎年日本人会が桜祭りを行うのですが、ソメイヨシノではありません。やはりソメイヨシノが一番恋しいですね。