確かにそう思います。否定語ばかりを浴びせられると、反発したくなるか
自信をなくすかどちらかになりそうです。
「~しよう」というような言い方にうまく言い換えられるといいのですが、
言い換えることができても印象が薄くなってしまい、声掛けの意味が半減
したりします。それではいけないと、説得力を持たせるために親は経験や
知恵から話を補足をするのですが、いつもいつもはうまくはいきません。
日常から宗教に信仰心のある家庭では、主なところは宗教にすでに言葉が
あるので、その言葉やそれを元にした話をすればいいと思います。しかし、
日本の家庭の多くは日常は信仰心は持っていないので、場面ごとに適した
言葉を持ち合わせておらず、その場ごとに自分たちで説得するための話を
つくることになります。その場で話を考えるとなると取って付けたような
話になってしまい、相手を納得させるに至らないことが多いでしょう。
そんなときに、頼れるのは諺です。諺は先人の経験や知恵が詰め込まれて
いるだけでなく、諺を介することで「親VS子供」という構図の緩衝材に
なってくれます。これを生かさない手はないでしょう。
そのためにも、親子で多くの諺を知っておくといいですね。これからは、
塾からも諺についてどんどん紹介や発信をしてきたいと思います。
ところで「子供に否定語を使うのはよくない」という表現は、親に向けた
否定語でもあります。子育て本やコラムに親向けの否定語はたくさんあり、
親が自信をなくしてしまうこともあるでしょうね。そのようにはならない
ためにもうまく諺を使っていけたらと思います。
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