京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

自分の頑張った感と成績の伸びのズレ

中3については、9月から平日は原則毎日自習をすることになっています。
毎日3時間は、塾で授業を受けているか、自習をしているかという感じ。
(全国大会に出場した2名の生徒は、継続して部活に参加しているので例外)
9月も3週が過ぎたところ、毎日来るのには慣れてきたようですが、自習で
どれだけ集中できているかは個人差があります。まだまだ集中できている
といえない生徒もいますね。
より集中するということはもちろん、自習の学習内容も常に改善していき、
来月、再来月には、さらに密度の濃い自習になっているようサポートして
いきたいと思います。

ただ、そろそろ心配なってくるのは、自分の頑張った感覚と成績の伸びの
ズレによるモチベーションの低下です。夏休み頃から頑張った生徒たちは、
9月の後半に模擬テストが返却されて「頑張った割には・・・」と感じる
生徒もいるかもしれません。9月のうちは、まだまだ頑張るんだと思って
いた生徒も10月には「頑張っても無駄なのでは・・・」と思ったりする
ものです。なかなか全員が一気に伸びていくということはないのですが、
伸びると信じる生徒しか伸びないのは事実です。

成績を上げるということは、常に自分のどこに問題があるのか、どういう
風に改善すればよいのかと考えるPDCAの繰り返しでもあります。ただ、
自分に問題があることが多すぎると、受け入れることができなくなって
しまいます。自己肯定と自己否定のバランスが崩れてしまうのでしょうか。
毎日毎日、自分のマイナス面と向き合うのは大変なことです。そんなこと
から、マイナス面ばかりが目につくようになると、自分の問題ではなく、
無意識に他者のせいにしてしまいがちです。

もちろん、人のせいにしていると成績は上がりません。この場合、自己を
肯定する状況をつくる必要がでてきます。スモールステップと呼ばれる
ような低いハードルを繰り返すこともひとつですし、比較的得意とする
科目や内容に一点集中して結果を出すことも一つでしょう。

いずれにしても、自分の中にある問題を修正しようと捉えるのではなく、
何かのせいにしだしたら精神的にキツくなっている兆候と言えますね。
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