
決勝トーナメントはまだまだ熱い戦いが続きます。このブラジルW杯では、
日本の試合に限らず『メンタリティ』という言葉が幾度となくでてきました。
日本選手の『自分たちのサッカーができなかった』という言葉は技術的な
ことではなく精神的な面でのことだろうと個人的には受け止めています。
それが、個人レベルの問題なのか、チームワークとしてのことなのかわかり
ませんが、力を出し切る精神状態にもっていけなかったということでしょう。
ところで、私事で恐縮ですが、日曜日は野球を習っている小3次男が初めて
練習試合に出場しました。
第一試合は、小5までの試合で8番ライトで出場。打球は来ませんでしたが、
最初の打席は見逃し三振と残念な結果になりました。
第二試合は、小4までの試合で3番ピッチャー。しかし、ゲームの前に投球
練習をしていたわりに「先発で行くぞ」と言われて戸惑う次男。4年生が
先発すると思い込んでいたみたいです。実際に試合が始まるとかなり緊張
していたようで、なかなかストライクが入らないし、投球間隔がどんどん
速くなってきました。緊張していつもの自分ではなくなっている状況です。
2回途中まで投げましたが、いい経験になったのではないかと思います。
競技は違いますが、僕自身は中,高,大,社会人とバレーボールをやってきて、
一番多くかけたかけ声は「ゆっくり!」だった気がします。精神的に厳しい
状況では体や腕が縮こまり、ゆったりとした動きができなくなりがちです。
大きな大会や大事な試合でエースがスパイクを何度もネットにかけるという
シーンを見てきました。ポジションがセッターだったこともあり、劣勢に
なるたび「ゆっくり!ゆっくり!」と無意識に声をかけていたのでしょう。
そして、最後にめでたい話です。
中3の生徒が『全日本中学陸上選手権大会』への出場を決めました。女子の
幅跳びですが、予選、決勝を通じて最後となる跳躍で標準記録を突破した
ということです。最後の跳躍までに、標準記録には数センチ届いておらず、
他の選手も誰も記録突破できていない状況でした。しかも、その他の全ての
競技が終わっており、彼女の最後の跳躍に会場全体が注目していた状況だった
ということです。そんな中での標準記録突破(5m40cm)。たいしたものです。
昨年のジュニアオリンピックに出場した経験も生きたのかもしれませんが、
とにかくここ一番での『メンタリティ』はたいしたものです。
この経験は勉強にも生かされるものだと思います。
では、メンタリティをよくするためにどうすべきか。
おまじない的なこともあるでしょうけど、それ以外の面は準備をすることに
尽きると思います。精神が安定するには、想定外のことが起こらないように
如何に準備するかが勝負の分かれ目でしょう。テストや受験についても同じ
こと。想定外をなくすために、あらゆる準備をすることが重要ですね。
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