常温で水が沸騰するのは、真空状態だからなのですが、まずは、
しっかり事前勉強です。

地上と空気の薄い富士山の頂上との比較や圧力鍋の原理を
例に説明しました。
富士山の頂上は2/3気圧なので、沸点はおよそ87℃、
圧力鍋は2気圧だとすると、沸点は約120℃になります。
それから、場所を「Pinocchio(ピノッキオ)」に移し、いよいよ
実際に沸騰のシーンを見ますが、みんな身を乗り出すように
して見ています。

そして、激しく沸騰する水に、生徒たちからは驚きの声が。

沸騰した直後に水を触っても熱くない。
逆に蒸発したときの気化熱が熱を奪い、少し冷たくなりました。
(2回連続で実験:33℃→30℃→28℃)
次は卵で実験しました。

やはり、水と同じく激しく沸騰します。
しかし、温度は上がっていないので、変化なし。
たまご焼きにはなりません。

この他にも、機械に電話を入れて、真空では音が伝わらない
ことを確かめました。
でも本当はこうやって使うんですね。

といいながら、これをいただいてしまいました。
「Pinocchio(ピノッキオ)」のオーナーを始めスタッフの皆さん、
お忙しいところご迷惑をおかけした上に、お土産までいただき、
ありがとうございました。