滋賀南部のお出かけスポットは知り尽くしていると
思っていましたが、まだまだ知らないところがあり
ました。水のめぐみ館「アクア琵琶」もその一つ。
琵琶湖と淀川の歴史を学びながら「利水」「治水」
「環境」の学習ができる施設です。豪雨を体験する
ことができる「雨たいけん室」もあります。
エントランスには琵琶湖周辺の地図が床に描かれて
いました。

最初に目にはいるのは、南郷洗堰の模型。明治38年
当時の洗堰の開閉作業が実物大で再現されています。

プランクトン観察コーナーでは、顕微鏡を使っての
生物の調査をすることができました。

次は、お魚釣り。漢字で書かれた魚のマグネット付
プレートを竿で釣り上げるものです。3歳児の長女は
大興奮で、帰りにも寄って魚を釣り上げていました。

2階へ行くと、琵琶湖とその周辺の立体模型があり
ました。3Dプリンタで何十時間もかけてつくられた
そうです。

こちらは、瀬田川洗堰の模型をもとに洪水の原因が
わかるようになっています。

外を眺めると本物の瀬田川洗堰全体がよく見えます。

3階には治水に関する模型や資料が数多く残されて
おり、先人たちが治水と戦ってきた足跡を見ること
ができます。
そして、外に出て「雨たいけん室」へ。
普通の雨、激しい雨、日本一の雨、世界最大の大雨
と4段階の雨を体験することができます。

ちょうどこのようすが世界最大の雨。見た感じでは
それほどすごい雨には思えなかったのですが、実際
体験した子供たちは「すごかった!」と口を揃えて
おり楽しめたようです。

資料だけではなく、実際に模型の動きで理解を深め
られるので、わかりやすいものになっています。
さらっと見ると1時間程度、じっくり見ると2,3時間
でしょうか。
住所は滋賀県大津市黒津4丁目2-2となっており、
石山寺から南へ4kmほどです。京田辺からは車で
40分ほどです。