糖尿病性腎症になっちゃいました。

これから糖尿病性腎症患者として生きていきます。

低温やけど

2018年06月09日 | 感想
低温やけどがやっと治った。
今年の正月明けに湯たんぽでやけどしたのだ。
私は足に障がいがあるために足が冷えやすく、
度々足がつって眠れない日々を幼少期から送ってきたので
足元に机型のコタツを置いて、その中に足をつっこんで寝てきた。
そんな生活を50年も続けてきたんだから
もちろん低温やけどを負った経験は何度かあるが
熱さで目が覚めたり、皮膚科に通院しても1ヶ月くらいで完治し
私の方でも体感が学習して、低温やけどを避ける寝方が出来ていた。
ところが年齢のせいもあって、地べたで寝ていると
足がつった時にすぐに立ち上がれず、
布団の上で、のたうち回ることが増えて、
そのたびに横で寝ている妻に気付かれて起こしてしまう。
そこで昨年12月にベッドを購入したのだ。
我が家は狭く、寝室には通常のベッドが入らない。
いや入ることは入るのだが、入れてしまうと
物干し場になっているバルコニーまでの導線が塞がれて
洗濯の度に濡れた洗濯物を抱えてベッドの上を移動しなければならず
家具屋回りもしたが、既製品ではサイズ的に無理であきらめた頃
無印良品で家具メーカーでは規格外となる幅1mのベッドを見つけた。
さらにはヘッドボードを取ることで縦幅も縮小出来た。
おかげで脳内は熟睡中でも、足がつるととっさに立ち上がりやすくなったが
机型コタツは置けなくなった。
それで湯たんぽを使うようになったのだ。
湯たんぽは基本、熱湯を注ぐことになっており、
専用の布でくるんでいるがそれでも熱く、
さらにバスタオルで包む。
それでも1日目は熱く、2~3日目くらいが丁度よい人肌になるが
優しい妻は仕事から帰ってくると先ず湯たんぽに熱湯を注ぎ
私が休む時にはちょうどいい温度になるよう用意してくれる。
それでも私には熱いので、湯たんぽ用のお湯を沸かすタイミングで
「2~3日目くらいが丁度いいんだ」と言おう言おうと思っていたが
帰宅の早い妻は、私の帰宅時間にはもう新しいお湯を入れてくれており
せっかくの気持ちを不快にさせてはいけないと思って
言わないままになっていたが、
ある時、疲れて帰って来て食事もせずにベッドに飛び込んだたった2時間で
低温やけどに見舞われたのだ。
週に3日皮膚科に通院し、治療費もバカにならないし、
少し張ってきた皮膚の一部をハサミで切られるのが激痛となり、
毎回大人げもなく、つい大声をあげてしまう。
子どもだったら通院しなくなるところだが大人の私は、
こんなに痛い目に遭うことを承知でよく通うなあと思いつつも
よくぞ半年も通院したものだ。
これまでの低温やけどでは1ヶ月くらいで完治していたが
今回は糖尿病のせいか足への血液の循環の悪いのが感じられ、
治るのに時間がかかる。
その道理は理解していても、「あなたは糖尿病だから」と言われると
大人げもなくカチンとくる。
自業自得だと解っていても、成ってしまった今日ではどうすることも出来ず
ただただ腹が立つ。電化製品が故障して直そうとネジを一度緩めただけで
私には無理と判断して再び絞めただけでも
素人が開けるから直らないようになったと買い替えを勧められた時のように
今の私にはどうすることも出来ないことを理由に
通常の治療が出来ない理由にさせられることが腹立たしく思うのだ。
しかしグッと堪えて何食わぬ顔をして気長に通院していると、
皮膚科の看護師全員、事務員全員がみんな顔見知りとなり
皮膚科一同が私のことを心配して下さって下さるのがありがたかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする