昨日の続き、、
どうこのインチキ気功師をどう成敗してやろうかと考えた、
{よしトランス状態になったふりをしてそれから成り行きを見て考えよう}
インチキ大先生は、「気が入ってますからそのまま逆らわないで」
さっきは我慢しろと言ったくせに よーし
「先生、目の前に鬼みたいのが居るんですけど、、」
「そのまま逆らわないで、、」
「鬼がなんか言ってるんですけど、、」
「よく聴いてみて、、、」
その時僕がイメージしたものは、野毛の水行堂の先達さんの竹生さんから、もらった、不動明王の絵と「おまじないの言葉」だった、
わざとわかりにくく「ウニャ、、ウニャ ○▲◆&%$、、」
インチキは「続けて!」
これは、気を入れているんじゃなくて、霊媒師ごっこじゃなかと思いながら、
鬼が僕に取り付いた演技をしてやろうとおもった、、、。、
「先生、鬼が刀みたいなものをこっちに差し出しているんですが、、、、」
「逆らわないで、、」
「のーまくさんまんだー、ばーざらだー、せんだー、まーかろしゃーだー、そわかや、うんたらたーかんまん」
僕は覚えていたので小さな声で言ってみた
「続けて!」
そして刀を受け取り、振り回すふりをした、、。
刀を振り回しながら「のーまく~」を繰りかえした
声をだんだん大きくしていって
「のまく~~~」といいながら目をカッ見開いて
最後の「~~~かんまんんん!!!」と怒鳴りながら
インチキに刀を振り上げて切りかかった、、
インチキは腰を抜かして、尻もちをついた
僕は刀を、放り出したまねをしてインチキの方に近寄った、インチキは固まって動けなかった、僕はインチキに馬乗りになって首を絞める振りをした、
インチキの顔が固まっていた、ガタガタ震えていた、「アワワワワ」って言葉がぴったりの顔をしていた
笑いそうになってっきたので、笑をごまかすために、奇声を発して、霊が抜けていったような演技をして、気を失った振りをした、
しばらく様子を見ていた、インチキが我に返った様子だったので
気が付いた振りをして、何がおこったのかわからないって顔をして、椅子に腰掛けた
インチキは僕の顔を、宇宙人でもみた時のような顔で恐る恐るみていた
「やっぱり、椅子から転げ落ちたんですね、自分じゃわからなかったけど、、」
「覚えてないの?」
「鬼から刀を渡されたと頃までは覚えているけどあとは気が付いたら床にたおれてたから、よくわかんなかった」
「そお、なんかね、そわか、とか言ってたからあれは般若心経よ」
こら~!そのくらい勉強しとけ!不動明王真言だ!
「今度いつにしますか?」
こいつ懲りてない
「予定が決まったら、お電話します」
といって、5000円」はらって帰ってきた
きっとその後は、インチキ気功師は、来た人達にこの体験を自慢げに話すんだろうなあ、自分が腰を抜かしたことは言わないで、、
もしかしたら、インチキ霊媒師に商売代えしたかもしれない、