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天使に出会ってから

体と心の変化を見つめて書き留めておきたい

心を鬼に、、、

2005-07-10 09:37:12 | Weblog
高校生のころ少林寺拳法の道場に通っていた

ある日、どこか違う道場の黒帯3段の人が練習に参加させてくれと来た

道場には3段に実力の人はいない、、。

組み手という申し合わせで技をかける練習と

プロテクターを着けてやる乱取り(ボクシングでい言うスパーリングのようなもの)という練習がある

乱取りの練習の時その3段の男の人は黒帯初段の人を指名した、

その時僕は茶帯1級(初段の一個前)

その人は生まれつき左足が短く細くかなりひどくビッコをひくほどの不自由さだった

その3段の人は容赦なくその人の左足を蹴りで攻める

彼は悲鳴をあげた、「甘えるな!」と3段はどなった

「ひーすいません足が悪いんで」倒れてそういった。

「強くなれ!」

僕もみんなも黙ってみていた、

「周りはだれも助けてくれないんだぞ,私は心を鬼にしているんだ」

道場の先生もその人に気を使っているのか、腕を組んで見ているだけだった

僕はバカだから、最後の言葉がどうしても気にいらなくて

「それ違うんじゃないですか!なんにもわからないくせに、いいかげんなことこと言わないで下さい、僕は助けますよ」と言ってしまった。

普通ドラマだったらここで僕がその3段と乱取りをやって、やっつけるか、逆にボコボコにされるかなんだろうけれど、

先生が、乱取りを中止してそれで終わった、、。

3段はすぐ着替えて帰った

みんなその事にはふれなかった、、

当の悲鳴をあげた本人もなにも言わなかった

でも僕は彼が言ったことは今思い出しても

「ドラマのセリフであって、自分酔ってる人だなあとおもう」

ハンデを持った彼を利用して自分が修行の高みにいるんだってことをまわりーにアピールしたかった、悟りもどきのパフォーマンスに見えた。

心を鬼にして相手と向き合うときは、自分がその人以上に痛みを知っていないとそれはやる資格がないと、今は確信できる

相手を思いやる、包み込む、そしてその中に心を鬼にする、、

でもそれでさえ相手に対して鬼になるのではなく

「なんて自分は冷たい人間なんだ」と言う葛藤と闘う自分を見る自分の心が鬼、

と言う意味ではないかと思う、、、

そう言う意味で僕は心を鬼にすることはできない、暖かい人でいたいから。

でもあの時僕はそこまで考えていたのではないと思うけれど、、。

大腸

2005-07-07 20:38:23 | Weblog
大腸検査の話

前の日から2リットル液体の下剤と2リットルの水を

7時から11時までの間に飲み終わるようにとわたされた

その時へ下剤と言うものをはじめて飲んだのでピーピー

げっそり頬がこけてるんじゃないかと思うくらいピーピー

朝までそれが続いた。

病院についたらまた検尿、またなみなみと入れてやった

でももう1度経験してるので相手は無反応、、

そして、浣腸、、、

完全に腸をからっぽにするつもりだ、、当たり前か

軽い麻酔のようなものをかけられた、やっぱらっているような感じだった

そして内視鏡がお尻から入っていった、胃カメラよりは全然らくだなあ、、と思っていたら、空気を入れ始めた、腸が張ってきた、、

ううう、、破裂するんじゃないの?ってぐらい空気をいれる

意識がうすらいでいるなかで「うううう」と言っているのがわかる

「まあ大丈夫だけれど、ついでだから一番奥まで調べとこうか、、」

「はい」

「あれーこれは、、、」

「。。。。」

「取っちゃおう、、」

「癌だったよ、ステージ3だねもうちょっと遅かったらおなか切ることになってたね、ラッキーだった」

上行結腸か横行結腸わすれたけれど、そこにポリープが癌化したものがあったらしい

まあ、胃と腸とあと右腕のリンパ腫でも死ななかった僕です

だから癌なんてものは、末期じゃないとこんなものなんだなあと認識意した出来事だった。

光、、、

2005-07-06 22:36:47 | Weblog
これをどう文字で表すかもう少し

もう少しであらわせそう

ずっと僕が見てきた世界、、。

夢ではなく、気を失ったときに見ることが出来る世界

2005-07-05 11:09:17 | Weblog
入院中
 ベッド上安静の時期があった

 昔々 ひとつの光の小さな光がありました。
 その光は、とても知りたがり屋さんの光でした。
 『僕は、なに?』そう思うたびにいろいろなものが
 その光のまわりから、広がっていきました、
 暗闇の中にいろいろなものが見えてきました
 その光のは、全部を知りたくなりました
 「愛」という光をしろうとしました、愛の光は輝き始めました、
 とても遠くまで輝いています
 その光をのぞいて見るとさまざまなひとつづつの愛の光がありました。
 それを、ひとつ、ひとつ,全てを知るには、永遠という力が必要でした。
 こうして、小さな光は、永遠と言う力を得て、全てを知る旅を始めました