じんべえ時悠帖Ⅱ

(仮称)三郷流山橋、最初の橋桁

 前日、500トンクレーンが組み上がっているのを見て、

昨日午後から江戸川の土手に上がると、遠くに見慣れない

鶯色の何かが。一杯にズームすると、おッ、最初の橋桁が

載ったようだ。

 近づくと間違いない。しかし、チョコンと載った短い橋桁、

何となく滑稽な感じもする。思えば、河川敷に資材搬入用の

通路の盛土工事が始まって二年半、やはりこの日は来る。

 搬入は夜中か明け方、陸路だったのか台船で来たのか。

今はちょうど二本の橋桁を妻梁で繫ぐところである。

 「シノ」で穴を合わせボルトを入れる。所定本数が入った

ところでワイヤーが緩められる。

 若い頃の仕事で工場建屋の鉄骨建て方を数多く見たが、

これだけ大きな橋梁の組み立てを見るのは初めてで、実に

興味深い。

 このあと、小梁、キャットウォーク(点検歩廊)などの

取り付けを三十分ほど見続ける。飛行機も見学なのか高度

を下げている(ホント)。

 河川敷の反対側の土手下では、道路を迂回させたあとで

橋脚工事用の穴が穿たれる。しばらくは江戸川通いが続く。


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
大きな橋桁の搬入、そして吊り上げと据付に出くわしたいのですが、
如何せん工程表を貰っていないので(笑)運に頼るしかないですね。
ykoma1949
やはり クラフト作りの有形物が出来上がる
そのプロセスは、興味津々ですよね~
どんな準備から、どんな材料手配から、その
資材がどんな役割をしているのか、観ているだけでも
楽しくなりますよね~
目に見える橋梁工事は楽しいですね、私も息子が
三年前の福岡県のダム工事を監督した時は現場が
目に見えるので何度も見に行きましたが実に楽しい
今は宮崎県の高千穂町でのトンネル工事・・
ここは目に見えないので、ツマラン。
橋梁工事、興味深く拝見しています。
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