不均衡貿易額を理由にした理不尽な計算によるトランプの相互関税は
まるで「踏み絵」である。対抗措置を取らない国には90日の猶予で
「ディール(取引)」を迫る。
「お願えでございます代官様、何とぞお慈悲を」とひれ伏すのを待つ
かのようである。そして唯一中国は敢然と絵を踏んだ。自動車、鉄鋼を
人質に取られている日本は何を「ディール」するのか。
八王子千人同心街道ウォーク、2日目の続きである。拝島駅北側の
玉川上水を渡った旧街道がJR3線を長い陸橋で渡って来た国道16号に
戻ると米軍横田基地の脇に出る。
「280m先で歩道がなくなり自転車は通行できません」の表示が立つ。
と言われてもしばらく片側2.5車線の国道を渡る信号はない。一旦歩道は
金網で遮られるがその先も歩けそう、行くしかない。
1キロ先の第5ゲート前の信号でやっと反対側に渡る。まだ8時前だが
基地に入るいろいろな車両が続く。
椰子の並木の反対側の歩道沿いには米軍向けの店が並ぶが、看板には
英語が多い、というよりほとんど英語。
青梅線福生駅、八高線東福生駅への入口を過ぎ、数百メートルだけ
羽村市になった後で瑞穂町に入ったあたりで左手は米軍ハウスとなる。
アンダーパスで直進する国道16号と分かれた街道は、横田基地の
北の端を回り込むように走る八高線沿いとなる。
都道5号がアンダーパスする交差点を渡りながら5キロ続いた横田基地を
振り返る。ここから先の細くなった道が箱根ヶ崎宿である。
拝島の小公園をスタートして2時間で7キロはまずまず順調である。
一旦街道を離れて八高線の箱根ヶ崎駅でトイレ休憩。久々に見るカラー
マンホール、東京都西多摩郡瑞穂町の町鳥はヒバリ。
続きの後半は次回。