今朝の地方版から埼玉の教育関連話題を二つ。
1.PTA協議会から脱退
日本PTA全国協議会(日P)の下に都道府県や市町村の
単位でPTA協議会がある。各学校のPTAは教員・保護者
一人50円を上部団体に上げ、そこから「日P」に上納金が
上がる仕組み。
さいたま市の浦和別所小学校のPTAは総会を開き、会員
の9割を超える賛成で市協議会からの脱退を決めた。会費も
さることながら、日Pや上部団体への研修会などの参加など
「労力」の煩わしさの問題もあるという。
今と違い昔のPTA活動の主体の母親たちは概ね専業主婦。
クラス単位の活動や役員会にも一種のサークル的な雰囲気と
楽しさがあった。
もちろん、当時でも仕事を持つ母親はいた。多勢に無勢で
その大変さを口にすることは憚られたのだろう。
2.「感謝の一斉拍手」その後
3日前の15日、さいたま市立の全学校で、医療従事者
への感謝の拍手が一斉に行われたとここで紹介した。
昨日の市議会文教委で取り上げられ、現場の声を聞いて
いない、強制ではないか、などやはり批判が出た。
主導した市教委は「強制するつもりはなかったが、説明が
不十分で準備不足だった」と弁明。「教育的意義はあったが
配慮が足りなかった」とも。
しかし、全校放送で「立って拍手」というのは「強制」で
ある。配慮が足りないのに意義があるとは笑止千万。
細田真由美教育長の「10万の児童に拍手させた」という
自慢話のネタに行われたとしか思えない。
緑濃くなったマイパーク、マイガーデンの早稲田公園
改修された通路がいいアクセントになった
おや、ベンチに貼り紙が
餌をやらなくても寄ってくるけどね