じんべえ時悠帖Ⅱ

終わらない夏だが寂しくはなる

   夕方が涼しくなる。

   ほっとしてから

   寂しくなる。

 夏の甲子園の開催中続いた清涼飲料水の新聞広告も最終日で

ある。処暑が過ぎても「夕方涼しくなる」は当てはまらないが、

慶応の107年ぶりの優勝で甲子園が終わり「寂しくなる」。

 決勝戦の勝因、敗因は多々あるだろうが、仙台育英須江監督の

「危惧」が2つ当たってしまったことを挙げておこう。

 一つは継投のタイミング。須江監督は常々「継投の遅れに気を

つける」と言っていたが、それが裏目に出たのではないか。

 決勝戦では史上初という先頭打者ホームランなどで慶応に3点

与えた湯田君だが、4回には立ち直りの兆しが見えた。持ち前の

高速ストレートのコントロールが戻っていたと思う。

 4回の反撃での代打と言う事情もあったが、少なくともあと1回、

次の5回も続投したら「魔の5回」はなかったかもしれない。

 もう一つは須江監督が試合前に危惧した「慶応の大応援団」。

5回の大量失点のきっかけになった落球エラー。「声掛け」が

あったはずだが慶応応援団の大声援でかき消されたのだろう、

レフトとセンターがぶつかってしまった。

 

日の出散歩の帰り道


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
高校の同窓生で早慶に行った奴は相当いますが、早稲田の方が多かったですね。
あだ名が「坊ちゃん」だった奴はもちろん慶応に行きました。
jinbei1947
ワイコマ様
逆のスコアを予想していました、確かに一発勝負には魔物がいますね。
春の選抜で仙台育英から1点の重みを教えて貰ったと慶応の主将が言います。
先頭打者ホームランの後の1点追加にそれを意識したということです。
eme
野球に無関心な私でさえ、チャンネルを回してみました。昔、ある富豪の奥様を夏の間だけお世話したことがありましたが、その家は一家全員慶応を出て居て、「慶応は世界の慶応でございます」と居張って居ました。ところで、息子の慶應出の親友が実家の事業もろとも倒産し、息子からも借金してとうとう返してくれないそうなので、「その金は無いものとおもえ」と息子を説教しました。
ykoma1949
仙台育英の監督が、前々日の会見で東北各地に応援の懇願・・
私は、それで慶応の勝利を予感しました。
やはり甲子園には魔物が棲んでいるのでしょうね~
でも、これだけ打たれて完敗ですから、或る種清々しいもの
三年生たちは、これが最後の試合、思い出の甲子園となった
事でしょう。
サルスベリの花が・・信州も咲いています。
そろそろ秋風が・・恋しいのですが、夏の猛暑さんがまだ
頑張ってくれています。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る