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木賣慈教の「和顔愛語」

浄土真宗本願寺派西敬寺(さいきょうじ)
木賣慈教(きうりじきょう)のブログです。

びんずる祭り

2006年08月04日 | 我が街NAGANO

明日は、全国的に各地において市民祭りが催されるようですが、我が町長野にても「びんずる祭り」が開催されます。
長野は、善光寺の門前町として発展を遂げてきました。市民祭りとして36回目を迎えようとしている「びんずる祭り」の名称の由来は、善光寺本堂に鎮座する撫で仏として信仰を集めている
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)にあるようです。
そんなご縁から、びんずる祭りは善光寺本堂内において1400年燃え続けるとされる「不滅の御法燈」を頂戴し、燈送衆と呼ばれる20名の独身女性によって踊りの会場に設置された燈釜へ御法燈を運ぶセレモニーから始まります。素敵なセレモニーだと思うのですが、踊りの開始前に行われるためか、市民の方もご存知無い方が多いように思います。実は私も、2003年に長野青年会議所に入会し、この市民祭りの実行委員会に配属されるまで、このセレモニーを知りませんでした・・・
明日、びんずる祭りにお出かけになる方は是非注目してください!

ちなみに私は、16:30から中央通りのにて警備のボランティアです・・・ 姿を見かけたらお声を掛けて下さい 楽しいお祭りとなるように黒子に徹するつもりです(笑)




                          




 


「おまかせ」

2006年07月12日 | 我が街NAGANO

一ヶ月に一回のペースで美容院に通っています。
僧侶が美容院というと違和感を持たれる方もいることかと思われますが、浄土真宗の僧侶は剃髪している方の方が少ないのです。


8年位前からお世話になっているスタイリストさんが、4月からお店を移動されました。移動先のお店の名前は「マミープラス」その名前から推察いただけるように、お客様の層は、お子さんをお持ちのお母様とそのお子様・・・ 33歳になる男の私はかなり特殊なお客となります。

一ヶ月に一回のこの通院が私にとっては、何よりの気分転換となります。本当にリラックスさせていただいているのですが、今日あらためて気づいたことがありました!

「ジキョウさん、終わりましたよ」
と、スタイリストさんに声を掛けられた瞬間
「あっ、そういえばここ何ヶ月も髪型に関して何の注文をしていない!! 」
そう、すべてスタイリストさんにおまかせだったことに気づいたのです。

スタイリストさんは、私の髪質も頭の形も、仕事柄許容されるであろうお洒落の範囲も、私以上に心得てくれているのです。太り気味の私が如何にスマートに見えるようになるかと心を砕いてくれます(スタイリストさんはそんなことをおっしゃいませんが、工夫してくださっていることが、結果としてよくわかります・・・)

「おまかせ」するということは、本当に信じていないと出来ないことです。
よくよく考えてみると本当に信じるということは、自分の計らいを越えて感じるものかも知れないとも思います。信じるというより、信じさせていただくのかもしれません。

「貴方を信じてますよ」
何て言う時は、少し疑いがあるから出る言葉じゃないでしょうか?
本当に信頼しているならば、こんな言葉で念を押す必要はないはずです。

「男前にしてくれて!? 有難う!! 」
面と向かっては恥ずかしいので、今日も心の中でスタイリストさんに感謝しました。
本当の信頼は感謝の中にあるのではないでしょうか?




出張先生

2006年06月23日 | 我が街NAGANO
私が所属している長野青年会議所では、地域ぐるみでの共育(三位一体教育)への取り組みの一貫として「心の資産」と「長野を愛する心」そして「地域社会の一員である自覚と責任」を愛する我がまち長野の明日を担う子供と“共有”するとともに、子供とのふれあいの中から大人にとっても大切なことを共に学ばせていただくことを趣旨として、長野市教育委員会と連携し市内の小・中・高校に青年会議所メンバーがそれぞれの職種で得た経験等を基に授業を受け持たせていただく「出張先生」と言う事業を展開しています。
内容は、NHKで好評を博している「課外授業 ~ようこそ先輩~」という番組をイメージしていただければと思います。

今日は、産廃処理事業を営んでいる(株)みすず工業の社長で本年度長野青年会議所総括副理事長の林宏道さんと、浄土宗蓮香寺の副住職で本年度長野青年会議所理事の樋口敦子さんが長野市立皐月高等学校にて、「環境」というテーマで、それぞれの立場から違った切り口で授業を進めて下さいました。

林さんは、産廃処理の現場から見えてくる「環境問題」を解りやすくお話して下さいました。特に3R運動つまり、リサイクルRecycle, 再生利用リデュースReduce, 減量)とリユースReuse, 再使用))については、傍聴させていただいた私も身を乗り出して聞き入ってしまいました。

樋口さんは、女性の僧侶という自分の置かれている環境から得てこられた、出会いを優しい語り口でお話して下さいました。樋口さんのお寺は、長野オリンピックの際にドイツ選手団のゲストハウスになり世界的に注目を集めました(詳しくは前出の浄土宗蓮香寺をクリックして下さい)。そこで経験された国際交流についても楽しくお話して下さいました。

実は、私は青年会議所の事業とは関係無く、以前に長野清泉女学院に講演に伺ったことがあります。二年生を対象とした宗教学の臨時講義だったのですが、今思い返しても、顔から火が噴出しそうです・・・。 
その時、何より感じたのは、講義に立たせていただくことは、自らが最も学ばせていただく機会を得るということです。
教育=共育(共に育まれる)講師と生徒という関係はありますが、共に育て合うという意識は非常に大切なことだと思います。

今でも、長野清泉女学院生徒さんからいただいた講義の感想文は、私の学びの書となってくれています。

インターネットラジオ

2006年06月15日 | 我が街NAGANO

ネットサーフィンを楽しまれている方なら、ご存知かと思いますが、インターネットを通して随時ラジオを聴けるというサービスがあります。
今日は、長野市発のインターネットラジオ(最近は音声だけでは無く動画も配信されていますので、インターネットテレビ? ) 「おもしろラジオジャパン」に出演させていただきました。
このネット放送局には様々な番組があるのですが、私が出演させていただいたのは、飯山市の「明石佛壇店」さんが提供しているおしょうさんの「ちょっといい話」という番組です。実は昨年の5月にも出演させていただいるのですが、その時は音声のみ(まさにラジオ)だったのですが、今回は動画配信ということで身だしなみを整えてスタジオにお伺いしました 
写真は収録後パーソナリティーのMプロさん(謎多き人物)と溝口倫子さんと撮っていただいたものですがお二人に比べ私は緊張感が抜けていません
ところで、溝口倫子さんは私の世代(昭和48年生)にとっては地元のスターなんです!
溝口さんは「鉄腕ミラクルベイビーズ」のボーカルで、90年代に人気を博した、とんねるずの「ねるとん紅鯨団」の主題歌「TALK SHOW」を歌っていた方なんです!(最近でもとんねるずの番組にはイントロ流れますよね!「男なら立ってゆけ~ 」あの曲です! )
今回の収録番組の配信は7月2日からですが、昨年の放送はおしょうさんの「ちょっといい話」から随時お聞きいただけます。是非お聞きいただき、ご感想をお寄せください。


本格焼酎を楽しむ会

2006年06月13日 | 我が街NAGANO

今日は、長野市内にて、日本各地の美味しい日本酒や最近の流行で入手困難状況が続いている芋焼酎を熱心に紹介されているハトヤ商会さんと長野駅前の人気店欅屋びくらさん主催による美蔵会の「本格焼酎を楽しむ会」にご招待いただきました。
ゲストには長野県初となる本格芋焼酎を一昨年から販売されている喜久水酒造の下澤専務がお越しになり、販売中の焼酎はもとより、試作品も振舞っていただきました。
焼酎は元来九州地方が生産が盛んで、九州で酒と言えば「焼酎のこと」と言われるように消費も盛んですが、ここ数年来は全国的にも消費量が上がっているようです。その背景には、独特の匂いで敬遠されがちであった芋焼酎が、近年の製造過程の見直し工夫によって、匂いや味が洗練されたことがあるようです。
下澤専務のお話によると、焼酎は日本酒よりも生産地の風土(気候)に影響を受けやすく、その生産地の独特の味わいがあるそうです。鹿児島をはじめとした九州地方の焼酎に勢いがある現状ですが、長野発の焼酎もこれから大いに伸びていく可能性を感じました。
会の終わりに主催者の方々に促されて、締めのご挨拶をさせていただきました。
「焼酎は蒸留酒ですが、世界では蒸留酒をスピリッツと言います。スピリッツとは魂
 のことですが、まさに生産に 関わる人々やその生産地に息づく人々の魂の結晶を
 表しているのではないでしょうか?  
 魂の結晶である焼酎をいただき、更には、参加された皆さんと魂を揺さぶる時間を
 共有できましたことに感謝申し上げます。」
と、次回は7月か8月に「ビールを楽しむ会」が開催されるそうです。参加者募集は、ハトヤ商会さん欅屋びくらさんにて今後行われます。ビール好きな方は勿論、魂のふれあいを求めていらっしゃる方も是非ご一緒しましょう!!


999,9(フォーナインズ)の眼鏡を購入!

2006年06月02日 | 我が街NAGANO
2年前から999,9(フォーナインズ)のフレームを愛用しています。とても掛け心地がよくて(鼻筋が低い私にとって、パッドの部分がしっかりしているので眼鏡がしっかり固定されて安心感があります)デザインも秀逸なものが沢山あります。長野では、「メガネのいとう」(メガネのいとう・ホームページ)にて取り扱われています。

最近は「眼鏡男子」等と眼鏡でお洒落を楽しんでいる方が、持て囃されていますね。
いざ、眼鏡を選ぶとなるとなかなかたいへんでした。今までは999,9の黒ブチのセルフレームを使っていたのですが、個性的過ぎた感があり今回はメタルフレームにしました。
しかし、似合う似合わないは、なかなか自分では判断できず、妹にテレビ電話で、客観的なアドバイスを受けようやく決めることができました・・・ (その間スタッフの方は苦笑い・・・ )

「目は口ほどにものを言う」という格言がありますが、眼鏡をかけると印象がだいぶ変わります。微笑みの貴公子ぺ・ヨンジュン氏に近づければと思っています。


台中青年商会歓迎会

2006年06月01日 | 我が街NAGANO

会場は長野駅前のウエストプラザ10Fの欅屋美倉(びくら)料理の質もさることながら、夜景の綺麗な長野でたいへん人気のスポットです。
個人的にもよく利用させていただいているのですが、スタッフの方々が活き活きとして、丁寧に対応して下さる姿にいつも好感を持っています。(きっと経営者の理念が浸透しているんだろうなぁ・・・)

歓迎会は信州大学の中国からの留学生に通訳を頼み、和やかに始まりました。私のお隣には社(ドゥ)さんという方、台中にて車の販売や車のインテリアを改装するお仕事をされているそうです。通訳の王さんを挟んでとても会話が弾みました。弾んでくるとやはり直接コミニュケーションを図りたくなるものなのでしょうか? 社さんと筆談やお互い片言の英語にて、仕事などについて語りあいました。(しかし、中国語の発音は難しいですね・・・ 大学時代上海師範大学に2週間程滞在したのですが、習得したはずの中国語がなかなか通じず、恥をかいたことを思い出します。そのときも結局日本語学科の学生さんに頼りっぱなしでした・・・)

歓迎会の途中、台湾と日本に関係するクイズのアトラクションがありました。その中「日本の富士山と台湾の高雄山では、どちらが標高が高いか? 」との出題がありました。答えは「高雄山」だったのですが、この問題のあと、台中青年商会の会長さんが、
「日本が台湾を支配していた時代、富士山は日本一の山ではなく、日本人は高雄山を新高山と言って、日本一の山と認識していた」
とのお話がありました。
そう言われてみれば、真珠湾攻撃の密電は「ニイタカヤマ ノボレ」だったことを思い出しました。

歓迎会は、お互いの現在・未来を見つめ合うと同時に背負っている過去をしっかりと認識し共有しあっていかなければならないことに気付かせてくれたように思います。

別れ際、社さんから「来年の夏、台中でお待ちしています」とのご招待をいただきました。仕事柄なかなか海外旅行は難しいのですが、なんとか行ってみたいと考えています


NAGANO SANGHA

2006年05月30日 | 我が街NAGANO
僧伽 はサンスクリット語の音写であり、「衆」(しゅ)「和合衆」(わごうしゅ)と漢訳されました。もとの意味は「集団」「集会」などで、古代インドでは、自治組織をもつ同業者組合、共和政体のことをサンガと言っていたようです。これが仏教に採用されて修行者の集まりや、教団を意味するようになりました。
ちなみにJリーグの京都パープルサンガは、直訳すると「紫の教団」となりますが、京都がお寺の町ということに由来しているようです。

僧伽は、略して僧と呼び、仏・法・僧の三宝の一つとして尊重されています。三宝とは仏教徒として帰依し供養すべき三つの宝を言います。「仏」とはさとりを開いた人、「法」はその教え、「僧」はその教えを受けてさとりを目指す集団つまり教団になります。 チームの仲間は僧侶と葬儀会社の社員の方や仏具屋さんですので、まさに名は体を表す! 響きも力強く感じられとても気に入っています

さて、試合結果は10対9で惜敗・・・ 
今シーズンから、試合球の規格が変更されたのですが、よく飛ぶんです! 硬式野球は高校野球をはじめ球が飛びすぎるとのことで、低反発球に変更されたようですが、軟式は逆になっています。(上級者の試合になると得点がなかなか入らないとのことからですが・・・)投手受難の改正? になっているようです。

AM5:25→早起き野球

2006年05月29日 | 我が街NAGANO
一般の方のイメージでは、「僧侶は早起きである」ということが定着していることかと思います。実際、お晨朝(朝のお勤め)がありますが、私のお寺では年間を通じて午前7時からですから、そんなに早くはありません

私の参加している長野市早起き野球は5月初旬~8月中旬の期間中に開催され、リーグ戦形式になっています。午前5:30開始で試合時間は約1時間半になります。
試合以外に塁審当番があり、試合に該当していないチームから2名が参加します。

今日の試合は長野市内を流れる犀川河川敷グランドで行われました。
なかなか引き締まった試合でしたが、主審を務めて下さった方が非常に清清しい方で、リズムの良い試合展開に貢献されていたように思います。

主審と記録員の方は連盟の役員さんだと思うのですが、早朝からのボランティアですから、頭が下がります。

「お陰様」と言う言葉がありますが、私達が朝日を浴びながらのびのびと試合を満喫できるのも、多くの方が陰になり力を尽くしてくださるから他ありません。

あらためて「お陰様」と感謝申し上げたいと思います。

さて、明日は我がチームの今シーズン3戦目です!