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児童虐待の回復の戦いを制するには 其の22

2021-03-20 19:42:45 | 日記
【僕の居場所だった処】

僕はACの治療を始めて暫くは仕事をするのを主治医から止められた。でも規則正しい生活をするため3か所居場所を作ることになった。初めの頃は、障碍者の方達のガイドヘルパー、子育て支援のNPOのお手伝い、そして一番多く時間を割いたのが不登校の青少年たちの集まるフリースペースだった。僕は不登校ではないがフリースペースには僕も通った通信制の高校に通っている人もいて、メンタルフレンドの女子大生も多く楽しんで様々な行事に参加した。

その後難病を発病し、入院生活が続き精神的にもどん底を味わったが、若い人達と過ごした僅かな時間は思い出として残っている。クリニックの治療も中断してそれ以後も薬だけ郵送してもらい、何とか一人で乗り切った。けれどそこで出会った子供達も皆高卒の資格を取ったり、大検で進学して就職したり皆それぞれの道を歩んで行った。そして良い思い出だけが残っているその居場所も解散になった。

そして書き遅れたがそのフリースペースに出かける前にも図書館で見つけた居場所ガイドに載っているお寺のフリースペースで一部屋15000円で借りてアルバイトをしながら生活をしていた。仕事は郵便配達で12万円くらいでつつましく暮らしながら時期を待った。同部屋には二十歳くらいの美少年と暮らしたが、高校で苛めに遭いアイスピックで腹を刺され、右手の拳は砕けプレートが入っていた。そして頭蓋骨も骨折していた。誰にも心を開かない青年だったが、僕には君は時々優しい目をすると話しかけて来た。自慢ではないが多くの他人にあなたは優しいと言われた。

半年くらい暮らしたが、やはりみんな巣立って行き、僕もクリニックに繋がりようやく明かりが見えだした時期だ。先程書いた青年の父親が一度お寺を訪ねてきたが、物凄い共依存症者だった。これからも解る様に不登校、引きこもりは共依存の末路だ。或るブロガーが不登校の原因は食べ物によることが解ったと書いていたが、とんでもない勘違いだ。

でもフリースペースに通いだしてから女性と多く接する機会が増えた。男の世界は分かるが女性の醜い部分をもっと見てみたい。居場所は大切だ。どんな居場所に所属するかで人生も決まる。これからもコロナに負けずありとあらゆる手段を用いて居場所を増やして行きたい。



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