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児童虐待被害からの回復の戦いを制する 其の53

2021-03-27 05:59:26 | 日記
今まで様々な機会で、ACの人の悩みを聞いてきた。その中には死にたい、消えたいと言うものも結構あった。では僕はどうだったか。僕は死にたいなどとは思ったことはないが、辛い時はあった。そんな時はとにかく歩いた。深夜国道を40キロ歩いたこともあった。それくらい歩くと疲労で朦朧として、他ごとを考える余裕すらなくなり、ネガティブな思いも吹き飛んでしまう。そうやって自分を追い込んで試練を乗り切っていた。けれどそれがワーカホリックに繋がりアドレナリンが出ていないと苦しくなった。でもその時は依存症治療院にも出会っていなかったし、その時出来る唯一の対処法だった。

そんな生活が続いていたが依存症治療院に繋がり、とにかく何もしないでじっと出来るよう指示が出て、苦しかったがようやくワーカホリックからの回復が見えて来た。けれど今こうして書いているブログもワーカホリックの症状とも言える。依存は何処にでもはびこるものだ。ACの自助グループの参加者の人は皆何かに依存していた。男性は自分からは言わないがアルコール依存の人が多かった気がする。女性は摂食障害が多かった。恋愛依存の女性も見てきたが、何処が悪いのか見抜けなかった。別にACだからと言う訳では無く一般の人にも依存ははびこっていると思われる。

このようにAC概念を学ぶと様々な物が見えてくる。虐待やDVの中にも共依存は蔓延しているし、この事実を一般の人は知らなすぎる。僕が心を打たれたのは、斎藤学氏が言っていた精神医学と言う虚構、神話と言う言葉だ。嗜癖について学べば多くの事が解決する。これだけ万能なAC概念が廃れつつあるのは何故だろう。回りがどんな状況でも僕はこの概念をもっと深めていきたい。


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